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2015年07月04日

日本での日々〜その6〜富士サファリーパーク編

 今回の富士山周辺旅行の一日目、富士急ハイランドを満喫した私たちは、富士急ハイランドに隣接しているオフィシャルホテルの『ハイランドリゾートホテル&スパ』に宿泊しました。
 一日目を富士急ハイランドで遊び尽くした後は、隣接しているふじやま温泉の入園券も付いたプランだったので、温泉の他人との混浴を恥ずかしがって入らないと言う思春期の次男を残して、私と長女、それにミックも入ると言うので、3人で温泉に出掛けました。

 ところが、今年で小3のミックは普段は私と一緒にシャワーを浴びたりしているのですが、身長も小学校高学年並みで、さすがに女湯に入るのは微妙だな…と思ったのですが、一応フロントで聞いたところ、「(こちらに)任せる」と言われてしまったのですが、当のミックが結局男湯に入る事を選んだので、男湯女湯の入り口のところで待ち合わせをして別れました。

 正直、2年前に私と一緒に女湯に入ったことはあるものの、今回は次男も来なかったし、言葉もろくに分からないのに大丈夫なのかと心配したのですが、何とか先に出て来て、入り口にあったベンチに座ってだいぶ待っていたそうです。

 その間、どこかの知らないおじさんが富士急ハイランドの景品か何からしいプラスチック製のゴミ箱を下さったそうで、その時に「お兄ちゃん、何とか…」と話し掛けて下さったそうですが、あいにくミックに覚えていられたのは「おにいちゃん」と言う単語だけで、私たちが出て来るなり、「メー、『おにいちゃん』ってどういう意味?「ピー」のこと?」と、すぐに聞いてきました。

 その方は多分、小学生の男の子に対する呼びかけで「お兄ちゃん」と呼んだのだと思いますが、ミックが知っている日本語の語彙の中では「おにいちゃん」は「ピーチャーイ(兄)」でしかなかったので、自分の兄、つまり次男の事を聞かれ、そのおじさんがそのゴミ箱を次男にくれたのだと思ったそうです。

 まあ、そういう小さな誤解は置いておいて、温泉で温まった後の楽しみは、やはり冷たい物でと言う事で、出口付近にあった自動販売機のアイスとビン牛乳を十分に堪能したミックと長女でした。



 さて、翌日は動物園に行きたい、日本で犬が触りたいと言う長女の希望に応えて、富士急ハイランド旅行を泊まり掛けにして、翌日は富士サファリパークに出掛けました。

日本での日々〜その6〜富士サファリーパーク編


日本での日々〜その6〜富士サファリーパーク編


日本での日々〜その6〜富士サファリーパーク編



 確か、私や長女、次男が最後に来たときは、長女も2歳くらい、次男に至ってはまだ歩く事も出来ない生後半年くらいの頃だったので、サファリパークが初めてのミックと、記憶の面ではそう変わりはしないので、皆まるで初めて来たように、車の窓から見えるサファリゾーンの動物たちにはしゃいでいました。


 2日目はサファリパーク以外に予定も入れていなかったので、サファリゾーンの後は、ふれあいゾーンなどにも足を運び、ゆっくりと見る事が出来ました。
やはり、動物を触りたがっていただけあって、このふれあいコーナーの「ウサギを抱っこ」とか、「カンガルーの餌やり」とか、「リスザルの餌やり」などに大喜びで、何度もお小遣いでエサを買って上げていました。


 その後、午後になると雲行きも怪しくなって来たのと、レンタカー店の閉店時間の夜8時までにレンタカーの返却を済ませたかったので、午後3時頃には富士サファリパークを後にして帰路に着きました。


 サファリパークを出発した私は、ここに来て改めて『ナビくん』の有り難さを身に沁みて感じることになりました。

 当たり前の事ですが、土地勘のない見ず知らずの土地では、地図がないと右も左も分かりません。
富士サファリパークを出発したのはいいけれど、麓に着いても、どこをどう行けば帰れるのか見当もつかないほどの方向音痴です。

 私は富士サファリを出る時点で、とりあえずレンタカーを返却するトヨタレンタカーの店舗がある「西武秩父駅前」を目的地に設定したのですが、実際サファリパークを出てみると、またも頑固なナビくんが、首都高経由の帰路に誘導し始めました。

 しかし、どうしても行きで来た雁坂峠経由で帰りたい私は、頭の固いナビくんをどうにかしようと、目的地を変更、経由地の『雁坂峠』まで案内させる事にしました。

 すると、あれだけ頑固者だったナビくんが急に素直に「雁坂峠」までの道を案内し始めました。

 なんとかナビくんを騙す事に成功した私は、ようやく元来た道を同じ道を運転出来るようになり、無事雁坂峠の麓まで到着。
その後は、また目的地を「西武秩父駅前」に変更し、ようやく峠を越えて夕方6時過ぎにはレンタカー店に辿り着く事が出来ました。


 ナビを使ってみて思った事は、ナビの性能の問題なのかも知れないのですが、道を曲がったりするときに、音声や画面のタイミングがずれるのか、私が鈍いのか、一つ先の角で曲がってしまったり、逆に遅れて間借り損ねたり…ということが何度もありました。

 まあ、誰かと競争をしているわけでもなかったので、もう一度Uターンしてやり直したりして何とか正しい道に戻って帰る事が出来ましたが…。


 何はともあれ、今回の日本帰国中でこの旅行が、子供たちにはもちろん、私にとっても一番大変であり、思い出に残った出来事になったのは言うまでもありません。

 この歳になって、こんな沢山の初体験を一度にする事になるとは思いませんでした。
平々凡々はイサーンでの生活から比べると、とても刺激的な2日間でした。


 
 

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Posted by バットニャオ@第二期 at 23:29│Comments(8)日本一時帰国
この記事へのコメント
事故起こさずご無事で何よりでした。
ナビも凄いのですね。
Posted by 隠密老人 at 2015年07月08日 16:31
そうですか、はじめての一人温泉でしかたか。
それはまた忘れられない想い出になります。
うちの長男が3歳くらいの時にうどん屋へ行ったのですが、やはりおじいちゃんからいろいろと話しかけられてまして。
ニタ~~と笑ったその歯が、総銀歯だったんです。
ビックリした長男はキャッ!と叫んで後退り。タイ語でおじいちゃんの口が光ってる~~!と周りに訴えかけてますが、皆さん頭にハテナマークが点灯してたのを思い出しました。
Posted by muga at 2015年07月11日 18:06
 以前のブログを読ませていただいておりました。
もうブログを辞められてしまったのかなとガッカリしていましたが再開されているのを今日知り、思わず書き込んでしまいました。

私は妻がイサーン出身で、数年後にはイサーンに移住することになっています。妻の実家も自営業なのでバットニャオ様の言葉一つ一つが早くも今から重くのしかかって来ます。

ブログを楽しみにしております。頑張って下さい。
Posted by ティンガイ at 2015年07月18日 17:14
ご無沙汰してまーす。
ざっと、日本滞在記と蓄膿症を読んだところでした。
初体験満載でしたね。私…多分できない。そんな長距離運転、ナビあっても怯みそうです。
ジェットコースターの着眼点にはちょっと笑っちゃいましたよ。日本製は確かに頑丈そうとは、感じますが。
私も子供達と温泉へ行くのが夢ですが、長男(小4)がいつもネックで行けてないです。脱ぎ方分かるかなとか、洗い方とか誤って滑ったり。まさか狙われないか?とか。二歳違いの妹とはもう裸の付き合いではないらしく、異常に照れる(タイの子は早い気がします)ので、誘っても女湯へは入らないかなと。
それはそうと、大きくなりましたね、ミック君。
Posted by まき at 2015年07月19日 19:06
コメントを下さった皆様、返事が遅くなり申し訳ありません。

隠密老人さん、こんばんは。
ナビが凄い…と言うのは、日本で生活していれば、もう当たり前の物なのかも知れませんが、ここタイの田舎ではほぼ無縁の物なのです。
でも、私がナビの便利さを話したので、夫は「今度うちの車にも付けよう。」と言っていますが、この辺りでナビを使えるのか…疑問です。
Posted by バットニャオ@第二期バットニャオ@第二期 at 2015年07月25日 22:43
mugaさん、こんばんは。
初めての一人温泉が、最初で最後にならないといいな…と思っています。
またいつか連れて行って上げたいですが…。
それにしても、息子さんの驚き、ちょっと想像して笑ってしまいました。
総銀歯ですか…。
タイでは、多分あり得ないですね。鼻の高さや歯並びが命のタイ人ですからね。歯並びの揃った白い歯が理想ですしね。
でも私は、タイ人の特に若い女の子の「歯並び矯正」の器具をファッション感覚で見せびらかす感覚にギョッとしました。
Posted by バットニャオ@第二期バットニャオ@第二期 at 2015年07月25日 22:49
ティンガイさん、はじめまして。
御陰さまで性懲りもなく、復活させて頂いておりました。
奥様の実家も自営業と言う事ですが、どういった種類の自営業をされているのでしょうか?興味津々です。
もし、こちらにいらっしゃる時には是非声を掛けて下さいね。
楽しみにしてます。
Posted by バットニャオ@第二期バットニャオ@第二期 at 2015年07月25日 22:52
まきさん、こんばんは。
今回は、弟が結婚して家庭を持ったので、いつまでも甘えていられないと言う、決意があったのと、せっかく国際免許を取得していくので、近所の買い物だけでは勿体ない…と言うことで、冒険の決行となりました。
あのタイの恐怖の移動遊園地のコースターと言うのは、まきさんの実家のチャトゥラットのお祭りでの発見でした。
でも、あのコースターと日本の本物が繋がったのは、すごく腑に落ちたというか、すっきりしました。
ミックの温泉体験は、小1の2年前までは女湯に入っていたのですが、今度はさすがに本人も気にするし、周囲もちょっと引くだろう…と言う事で悩んだのですが、私と長女もここまで来て入れないのも…と、これもかなりの決断でしたね。
多分、見よう見まねで服も置きっぱなしで、入ったようですが、うちのミックは、だいぶ重量があるので、簡単には抱えて連れて行かれる事もないだろうと呑気に構えていました。
ケンちゃんも、さすがに女湯には入りたくないでしょうから、次の機会があれば、入り口で別れてからの、ロッカーや棚に服を入れるとか、湯船に入る前にシャワーで洗っておくとか、簡単に説明しておいて、一人温泉に挑戦と言うのはいかがですか?
まあ、出来れば従兄弟とか一緒に付いて行ってくれるといいんですけどね。
Posted by バットニャオ@第二期バットニャオ@第二期 at 2015年07月25日 23:12
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