2023年10月03日
我が家の新しい洗濯器
前回の更新から、またしばらく経っていました。
長女の二度目の日本出張があってバタバタしていたり、という事もあったのですが、その後私にとってはかなりの問題が起こり、ブログの更新する余裕がなかったのです。
その問題というのは、我が家のタイで3台目の洗濯機が壊れてしまったのです。
もう、1年くらい前から調子が悪く、市内の修理屋に2度も修理に出し、なんとか騙し騙し使って来たのですが、ついに操作パネルが点滅からの操作不可能になり、何度スイッチを切り入れしても同じ事の繰り返し…。
もう、洗濯機様のご機嫌を取る術もなくなり、私はその洗濯機を使うことを諦めました。
この洗濯機を買い替えた当時、我が家は家族全員揃って6人で生活していたので、大容量の13キロを購入しましたが、今は上の子たちは皆家を出て、残すは私と末っ子の高校生ミックだけの実質二人暮らしです。
夫は自分の家から毎朝出勤して来ますが、洗濯物は向こうで処理してくれるらしいので、基本2人分の洗濯物しか洗わないのですが、洗濯好きな私が毎日洗濯機を回すと「毎日洗濯してどうするんだ。」と夫が文句を言うので、私も最近はなるべく2日に一回くらいにしていました。
という毎日を送っていたのですが、洗濯機が壊れた当初は途方に暮れました。
なにしろ、毎日の洗濯にも文句を言う夫です。壊れたからと言って、じゃあ新しいのを買えば?などと言う希望はまずありません。
思った通り、また修理に出せと言いました。
ところが、このところ歳のせいか(私より3歳も若いのですが)身体のあちこちが痛いといつも言っていて、すぐにマッサージに行くと何度も通っていますが、たいして良くもならないようなのです。
私は、タイの医者も信じていないので、なるべく病院の世話にならぬよう、毎日の運動とストレッチを欠かさず、たいていの身体の痛みはストレッチでなんとかなっているので、夫にも身体を動かすように勧めているのですが、毎日ゴロゴロしては身体が痛い痛いと言ってばかりでした。
という訳で自分で「修理に出せ」と言った夫ですが、肝心の洗濯機を家の外に運び出すのは今は無理だと言うのです。
そして私は一晩考えた挙句、決意しました。
もう洗濯機は買わなくてもいい、と。
実は洗濯機が壊れてからその前日まで、夫が買ってくれないなら自分の貯金で買おうと、1人でいつもネットで買い物をしているShopeeのサイトで洗濯機をいろいろ比較していたのですが、その洗濯機を諦めて、その晩のうちに『洗濯板』を注文しました。
私が物心ついたばかりの子供の頃に、祖母か母または父が使っていたのを何度か見たことがある代物です。
日本では、全自動で乾燥機付の洗濯機が主流になって来ていますが、このほぼ一年中晴天のタイでも、最近は乾燥機付のドラム式洗濯機が販売されるようになりました。
その流れに逆流するかのようなこの『洗濯板』。
タイではあまり見かけないと思っていたのですが、私が注文した物は中国製で、中国からの発送でした。
中国からだったので、思ったより届くまでに時間が掛かりましたが、先日ようやく手元に届きました。
これが我が家の新しい洗濯器です。
これがあるだけで、手での洗濯が驚くほど楽になりました。
先人の知恵に驚くばかりです。
今回の問題のお陰で、手洗い洗濯の後の脱水方法を検索したり、その検索の延長で、脱水せずにそのまま干す『濡れ干し』という方法があることも知りました。
最初は最悪の事態だと気落ちしていましたが、思わぬ収穫というか、この歳でまたひとつ新しい知識を得られた事が災い転じて…という感じです。
ただ、その手洗い洗濯のせいで、家事に今までより時間が掛かるので、午前中がほぼ洗濯で終わってしまうことも多々ありますが、もともと店の閑散期でもあり、日本で共働きとかしている女性のように時短などが重要なこともないので、家の前を通る車や、目の前で飛んでいる蝶を眺めながら、たまに接客しながらものんびり洗濯を楽しんでいます。
長女の二度目の日本出張があってバタバタしていたり、という事もあったのですが、その後私にとってはかなりの問題が起こり、ブログの更新する余裕がなかったのです。
その問題というのは、我が家のタイで3台目の洗濯機が壊れてしまったのです。
もう、1年くらい前から調子が悪く、市内の修理屋に2度も修理に出し、なんとか騙し騙し使って来たのですが、ついに操作パネルが点滅からの操作不可能になり、何度スイッチを切り入れしても同じ事の繰り返し…。
もう、洗濯機様のご機嫌を取る術もなくなり、私はその洗濯機を使うことを諦めました。
この洗濯機を買い替えた当時、我が家は家族全員揃って6人で生活していたので、大容量の13キロを購入しましたが、今は上の子たちは皆家を出て、残すは私と末っ子の高校生ミックだけの実質二人暮らしです。
夫は自分の家から毎朝出勤して来ますが、洗濯物は向こうで処理してくれるらしいので、基本2人分の洗濯物しか洗わないのですが、洗濯好きな私が毎日洗濯機を回すと「毎日洗濯してどうするんだ。」と夫が文句を言うので、私も最近はなるべく2日に一回くらいにしていました。
という毎日を送っていたのですが、洗濯機が壊れた当初は途方に暮れました。
なにしろ、毎日の洗濯にも文句を言う夫です。壊れたからと言って、じゃあ新しいのを買えば?などと言う希望はまずありません。
思った通り、また修理に出せと言いました。
ところが、このところ歳のせいか(私より3歳も若いのですが)身体のあちこちが痛いといつも言っていて、すぐにマッサージに行くと何度も通っていますが、たいして良くもならないようなのです。
私は、タイの医者も信じていないので、なるべく病院の世話にならぬよう、毎日の運動とストレッチを欠かさず、たいていの身体の痛みはストレッチでなんとかなっているので、夫にも身体を動かすように勧めているのですが、毎日ゴロゴロしては身体が痛い痛いと言ってばかりでした。
という訳で自分で「修理に出せ」と言った夫ですが、肝心の洗濯機を家の外に運び出すのは今は無理だと言うのです。
そして私は一晩考えた挙句、決意しました。
もう洗濯機は買わなくてもいい、と。
実は洗濯機が壊れてからその前日まで、夫が買ってくれないなら自分の貯金で買おうと、1人でいつもネットで買い物をしているShopeeのサイトで洗濯機をいろいろ比較していたのですが、その洗濯機を諦めて、その晩のうちに『洗濯板』を注文しました。
私が物心ついたばかりの子供の頃に、祖母か母または父が使っていたのを何度か見たことがある代物です。
日本では、全自動で乾燥機付の洗濯機が主流になって来ていますが、このほぼ一年中晴天のタイでも、最近は乾燥機付のドラム式洗濯機が販売されるようになりました。
その流れに逆流するかのようなこの『洗濯板』。
タイではあまり見かけないと思っていたのですが、私が注文した物は中国製で、中国からの発送でした。
中国からだったので、思ったより届くまでに時間が掛かりましたが、先日ようやく手元に届きました。
これが我が家の新しい洗濯器です。
これがあるだけで、手での洗濯が驚くほど楽になりました。
先人の知恵に驚くばかりです。
今回の問題のお陰で、手洗い洗濯の後の脱水方法を検索したり、その検索の延長で、脱水せずにそのまま干す『濡れ干し』という方法があることも知りました。
最初は最悪の事態だと気落ちしていましたが、思わぬ収穫というか、この歳でまたひとつ新しい知識を得られた事が災い転じて…という感じです。
ただ、その手洗い洗濯のせいで、家事に今までより時間が掛かるので、午前中がほぼ洗濯で終わってしまうことも多々ありますが、もともと店の閑散期でもあり、日本で共働きとかしている女性のように時短などが重要なこともないので、家の前を通る車や、目の前で飛んでいる蝶を眺めながら、たまに接客しながらものんびり洗濯を楽しんでいます。
2023年09月05日
朝の訪問者
パトゥムタニーの建設施工会社で働いている次男が、昨日から久々に帰省しています。
最近、新しい彼女が出来たので、ここ数ヶ月は、仕事の合間にデートで忙しかったようで、しばらく帰省していなかったのです。
周囲は、次男が最近あまり帰省しなくなった事を「お母さんが寂しがっている。」などと、私を引き合いに出して責めるような事を言いますが、私としては、次男が楽しく過ごせて元気に働けているのが一番だと思うので、別に無理に頻繁に帰省しなくてもいいと思います。
さて、そんな次男が久々の実家で、少し遅めの朝食を食べていた時の事…。
店の仕事机に座っていた私に、「ちょっと!ちょっと、見て見て。」と言うので居間に入って行くと…。
この辺でも珍しい、白色リスが居間の窓のところにあるマンゴーの木に遊びに来ていました。
以前は、よく遊びに来ていたのですが、最近めっきり見かけなくなっていました。
次男の帰省に、遊びに来たのでは?と言うと、次男も笑っていました。
最近、新しい彼女が出来たので、ここ数ヶ月は、仕事の合間にデートで忙しかったようで、しばらく帰省していなかったのです。
周囲は、次男が最近あまり帰省しなくなった事を「お母さんが寂しがっている。」などと、私を引き合いに出して責めるような事を言いますが、私としては、次男が楽しく過ごせて元気に働けているのが一番だと思うので、別に無理に頻繁に帰省しなくてもいいと思います。
さて、そんな次男が久々の実家で、少し遅めの朝食を食べていた時の事…。
店の仕事机に座っていた私に、「ちょっと!ちょっと、見て見て。」と言うので居間に入って行くと…。
この辺でも珍しい、白色リスが居間の窓のところにあるマンゴーの木に遊びに来ていました。
以前は、よく遊びに来ていたのですが、最近めっきり見かけなくなっていました。
次男の帰省に、遊びに来たのでは?と言うと、次男も笑っていました。
2023年08月20日
タイのATM
今日の夕方、昨日の放課後から学校近くの友人宅に泊まりに行っていたミックを迎えに行くために、一週間ぶりにチャイヤプム市内に行って来ました。
ミックとの待ち合わせ時間にまだ少しあったので、せっかくの機会(基本引きこもりの為、チャイヤプム市内に行くのが月に2回程度の頻度)なので、ちょっと遠回りですが、パヤレー像の裏にあるカシコン銀行のATM+ で、口座に入金しておこうと思って立ち寄りました。
私が入り口に続く銀行の階段を登って行くと、ATMとATM+の機械の前には2人の男性が利用していました。
私は彼らの後ろに少し距離を置いて並んで待っていました。その後、私の後から1人の若い女性が来たのですが、彼女も私の横に並びました。
そうして、普通のATM の機械を使っていた男性は用事が済んで降りて行きましたが、私はATM+ を利用するために来たので、そのまま待っていました。隣の女性も私と同じのようでした。
因みに、ATM とATM+ の違いは、引き出し専用機と引き出しと入金が両方出来るかと言う違いです。
タイに来て以来、私はいろいろな銀行口座を作って来たのですが、今現在利用しているのは、SCB(タイコマーシャル銀行)、クルンシィアユタヤー銀行、カシコン銀行の3つです。SCBやクルンシィではこのATMで入金出来る機械は ADMと表示されています。カシコン銀行の場合は、ATM+ か、CDM と表示されています。
さて、話が逸れましたが、私の順番になり、そのATM+ の機械で無事入金は済んだのですが、その横に記帳の機械があったので、せっかくだから記帳もしてしまおうと思ったのが運の尽きでした。
ミックを迎えに行く時間は迫っているので、さっさと済ませて迎えに行く予定だったのですが、なんとここで、記帳する為に挿入した通帳が機械に捕食されてしまったのです。(タイではカードや通帳が出て来なくなる事が割とよくあるので、「食べられた!」と表現する事が多いので。)
目の前の機械の表示には、「問題が発生したので、銀行内の係員に連絡して下さい。」と書いてありますが、「もうすでに業務時間外だからここで入金してるのに、係員に連絡が取れる訳ないじゃん!」と心の中でその表示に文句を言いながら、一応ガラス越しに閉店後の銀行の中を覗いてみました。
が、誰も居る訳もありません。
実は何年か前にも、SCBのATM機でカードを捕食された事がありました。が、今回は久々だったので、少し焦ってしまいました。
よくいるタイ人のように、「どうしよう!通帳が飲み込まれて出て来ないんだけど。」などと、見ず知らずの近くに居ただけの他人に話し掛けるような私ではないので、あくまで表面上は冷静を装って、取り敢えず時間を確認して就業時間後の長女にLINE。
でも帰宅時間なので運転中か、そんなに暇人ではないのですぐに既読もつかず、自力でネットで検索しようと思いながら、目の前の今は閉まっている銀行のドアに書いてあったコールセンターの番号を見つけたのでそこに問い合わせる事にしました。
最初はその問題の機械の前をウロウロしていましたが、よくよく考えてみたら、今からコールセンターに連絡したとして、閉店時間にわざわざ銀行員が駆け付けてくる訳もないので、ここで待つ意味はないのだと気が付きました。
それに、そろそろミックが待っている時間なので、そちらに向かいながら、イヤホンで通話は繋いだまま(コールセンターの為、とにかく「お繋ぎしますので、そのままでお待ちください」からが、延々と長いのです。)車に戻り、発車してミックの待つ場所へ向かいながら、コールセンターと連絡を取りました。
結局のところ、現場に居ても通帳が戻る事もなかったので、結果的に判断は正しかったのですが…。
案内の内容は、口座開設に使った身分証明証(タイのIDカードか、パスポート)を持参して、営業日の営業時間内に支店に行って、通帳を返してもらう事。
私が聞きたかったのは、飲み込まれた通帳が、私が帰った後に急に誰かの前に吐き出されて来たりしないかと言う事でした。
一度機械に飲み込まれた物は、裏から係員が救出しなければ、勝手に吐き出したりしないという事だったので、その点が聞けて安心しました。
さっきまでの焦りは消えて、なんだか、もういつ取りに行ってもいいような気さえして来ました。
なんなら、このまま取りに行かなくてもいいとさえ思いました。
実際のところ、現在の銀行口座では通帳は大した意味はないのです。
そのほとんどの用事を、スマホのアプリ上で済ましてしまうので、本来なら、普通の口座より利子も高く、通帳のないオンライン口座にしたかったのですが、あいにくタイの銀行は外国人にはオンライン口座は開設出来ない決まりになっているのです。
他にも、さまざまな場面で「タイ国籍保有者限定」の条件があります。外国人にとっては相変わらず不利な点が多いのです。
こう言う不条理とも思えるような事にも、「フッ…」と溜め息を吐いて生きて行くのがタイの日常です。
私の通帳を捕食して、腹を満たした記帳機
ミックとの待ち合わせ時間にまだ少しあったので、せっかくの機会(基本引きこもりの為、チャイヤプム市内に行くのが月に2回程度の頻度)なので、ちょっと遠回りですが、パヤレー像の裏にあるカシコン銀行のATM+ で、口座に入金しておこうと思って立ち寄りました。
私が入り口に続く銀行の階段を登って行くと、ATMとATM+の機械の前には2人の男性が利用していました。
私は彼らの後ろに少し距離を置いて並んで待っていました。その後、私の後から1人の若い女性が来たのですが、彼女も私の横に並びました。
そうして、普通のATM の機械を使っていた男性は用事が済んで降りて行きましたが、私はATM+ を利用するために来たので、そのまま待っていました。隣の女性も私と同じのようでした。
因みに、ATM とATM+ の違いは、引き出し専用機と引き出しと入金が両方出来るかと言う違いです。
タイに来て以来、私はいろいろな銀行口座を作って来たのですが、今現在利用しているのは、SCB(タイコマーシャル銀行)、クルンシィアユタヤー銀行、カシコン銀行の3つです。SCBやクルンシィではこのATMで入金出来る機械は ADMと表示されています。カシコン銀行の場合は、ATM+ か、CDM と表示されています。
さて、話が逸れましたが、私の順番になり、そのATM+ の機械で無事入金は済んだのですが、その横に記帳の機械があったので、せっかくだから記帳もしてしまおうと思ったのが運の尽きでした。
ミックを迎えに行く時間は迫っているので、さっさと済ませて迎えに行く予定だったのですが、なんとここで、記帳する為に挿入した通帳が機械に捕食されてしまったのです。(タイではカードや通帳が出て来なくなる事が割とよくあるので、「食べられた!」と表現する事が多いので。)
目の前の機械の表示には、「問題が発生したので、銀行内の係員に連絡して下さい。」と書いてありますが、「もうすでに業務時間外だからここで入金してるのに、係員に連絡が取れる訳ないじゃん!」と心の中でその表示に文句を言いながら、一応ガラス越しに閉店後の銀行の中を覗いてみました。
が、誰も居る訳もありません。
実は何年か前にも、SCBのATM機でカードを捕食された事がありました。が、今回は久々だったので、少し焦ってしまいました。
よくいるタイ人のように、「どうしよう!通帳が飲み込まれて出て来ないんだけど。」などと、見ず知らずの近くに居ただけの他人に話し掛けるような私ではないので、あくまで表面上は冷静を装って、取り敢えず時間を確認して就業時間後の長女にLINE。
でも帰宅時間なので運転中か、そんなに暇人ではないのですぐに既読もつかず、自力でネットで検索しようと思いながら、目の前の今は閉まっている銀行のドアに書いてあったコールセンターの番号を見つけたのでそこに問い合わせる事にしました。
最初はその問題の機械の前をウロウロしていましたが、よくよく考えてみたら、今からコールセンターに連絡したとして、閉店時間にわざわざ銀行員が駆け付けてくる訳もないので、ここで待つ意味はないのだと気が付きました。
それに、そろそろミックが待っている時間なので、そちらに向かいながら、イヤホンで通話は繋いだまま(コールセンターの為、とにかく「お繋ぎしますので、そのままでお待ちください」からが、延々と長いのです。)車に戻り、発車してミックの待つ場所へ向かいながら、コールセンターと連絡を取りました。
結局のところ、現場に居ても通帳が戻る事もなかったので、結果的に判断は正しかったのですが…。
案内の内容は、口座開設に使った身分証明証(タイのIDカードか、パスポート)を持参して、営業日の営業時間内に支店に行って、通帳を返してもらう事。
私が聞きたかったのは、飲み込まれた通帳が、私が帰った後に急に誰かの前に吐き出されて来たりしないかと言う事でした。
一度機械に飲み込まれた物は、裏から係員が救出しなければ、勝手に吐き出したりしないという事だったので、その点が聞けて安心しました。
さっきまでの焦りは消えて、なんだか、もういつ取りに行ってもいいような気さえして来ました。
なんなら、このまま取りに行かなくてもいいとさえ思いました。
実際のところ、現在の銀行口座では通帳は大した意味はないのです。
そのほとんどの用事を、スマホのアプリ上で済ましてしまうので、本来なら、普通の口座より利子も高く、通帳のないオンライン口座にしたかったのですが、あいにくタイの銀行は外国人にはオンライン口座は開設出来ない決まりになっているのです。
他にも、さまざまな場面で「タイ国籍保有者限定」の条件があります。外国人にとっては相変わらず不利な点が多いのです。
こう言う不条理とも思えるような事にも、「フッ…」と溜め息を吐いて生きて行くのがタイの日常です。
私の通帳を捕食して、腹を満たした記帳機
2022年01月27日
セルフカット
コロナと言う言葉が人々の日常生活に定着して、かなりの歳月が経ちました。
元々日本人は、花粉症やその他のアレルギーなどで、日常的にマスクを着用する人が多かったように思いますが、ここタイでも普段からのマスクの着用がすっかり定着して来ました。
政府の方針で、外出時のマスクの着用が義務付けられて、小遣い稼ぎがしたいタイ警察の格好の餌食となるようになったため、ここイサーンの田舎の村人さえ、慣れないマスクを常用する(形だけなので、外出時に使い捨てのはずのマスクを使い回している人が殆どですが…)ようになりました。
我が家に来る客も、大体90%以上は店の前に来ると慌ててマスクを着けます。
さて、マスクの話はこの辺にして、そのコロナの影響でいろいろな変化がありました。
その中のひとつに、飲食店や理髪店美容室などのサービス業の営業規制ががあります。
私は利用しませんが、タイと言えばマッサージと言うくらいマッサージ好きのタイ人ですが、こう言うマッサージやスパ、理容美容関係の身体が接近する接客業は軒並み休業となりました。
サービス業の営業規制は、その頃日本ではどうだったのか詳しくは知らないのですが、そのせいなのかYouTubeなどでも、一時期『おうち時間』と言うキーワードと共に『セルフカット』の動画が急増しました。
しかしながら私は、このコロナの影響のかなり前にタイ人に対する精神的引きこもりを始めてから、もう10年以上美容院には行っていません。
それ以来、ショートカットにすると伸びたら美容院に行かなくてはならないと思い、ずっと腰の辺りまで伸ばし続けた髪を、かんざし一本で束ねて留めると言う髪型でここ10年くらい過ごしていました。
家の前で拾った、箸くらいの鉄の棒の先端を削って作った自家製のかんざしは、飛行機に乗る時の身体検査で凶器として危うく取り上げられそうになった事もありました。(『名探偵コナン』の見過ぎ…)
今まで全く短髪にすると言う選択肢はなかったのですが、このコロナ禍の中でのセルフカット系動画の急増で、私にも切れるのではないか?と言う変な自信が生まれてました。
そして折もおり、それまでやっていた足腰を鍛える筋トレで膝を痛めてしまった事が原因で、日々の運動で足に負担の少ないピラティスと言うのを始めたのですが、このピラティスと言うのはヨガマットのようなものに寝た姿勢でするものが多く、かんざしを刺したままで仰向けでする体勢のピラティスをすると、後頭部の出っ張りが邪魔になり、上手く出来ないと言う事に気づきました。
そのため、この10年以上伸ばしていた髪を、思い切って断髪する事にしたのです。
最初の断髪の時は、長女に適当に肩の長さくらいまで切ってもらったのですが、もともと前髪を垂らしている私は、まるでタイの国民的ギャグ漫画『ヌウヒン』(つまり日本で言う『おかっぱ』)のようだと子供たちに笑われたので、その後自分で鏡を見ながら試行錯誤してなんとか外に出歩いても、誰も気に留めないくらいの出来になりました。
その時参考になったのが、YouTubeの数々のセルフカット動画でした。
中にはこのコロナ以前から、私と同じように、美容院が苦手でずっとセルフカットしていると言う方や、海外でカット代が高いから(タイなら安いですが)セルフでやっている方もいました。
ショートカットだと、目に見える前髪や横はまだいいのですが、襟足のカットがなかなか難しくていつも四苦八苦しています。
とは言え、これも経験でだんだんと慣れてきたので、思い切って最初使っていた工作バサミからレベルアップして、最近ハマっている通販でこんな物も買ってしまいました。
このセットで900バーツ弱しましたが、これからも美容院に行くことはないと思うので、投資する価値はあると思いました。
こちらが以前から散髪時に使っていた工作バサミ。子供の物だと思います。
元々日本人は、花粉症やその他のアレルギーなどで、日常的にマスクを着用する人が多かったように思いますが、ここタイでも普段からのマスクの着用がすっかり定着して来ました。
政府の方針で、外出時のマスクの着用が義務付けられて、小遣い稼ぎがしたいタイ警察の格好の餌食となるようになったため、ここイサーンの田舎の村人さえ、慣れないマスクを常用する(形だけなので、外出時に使い捨てのはずのマスクを使い回している人が殆どですが…)ようになりました。
我が家に来る客も、大体90%以上は店の前に来ると慌ててマスクを着けます。
さて、マスクの話はこの辺にして、そのコロナの影響でいろいろな変化がありました。
その中のひとつに、飲食店や理髪店美容室などのサービス業の営業規制ががあります。
私は利用しませんが、タイと言えばマッサージと言うくらいマッサージ好きのタイ人ですが、こう言うマッサージやスパ、理容美容関係の身体が接近する接客業は軒並み休業となりました。
サービス業の営業規制は、その頃日本ではどうだったのか詳しくは知らないのですが、そのせいなのかYouTubeなどでも、一時期『おうち時間』と言うキーワードと共に『セルフカット』の動画が急増しました。
しかしながら私は、このコロナの影響のかなり前にタイ人に対する精神的引きこもりを始めてから、もう10年以上美容院には行っていません。
それ以来、ショートカットにすると伸びたら美容院に行かなくてはならないと思い、ずっと腰の辺りまで伸ばし続けた髪を、かんざし一本で束ねて留めると言う髪型でここ10年くらい過ごしていました。
家の前で拾った、箸くらいの鉄の棒の先端を削って作った自家製のかんざしは、飛行機に乗る時の身体検査で凶器として危うく取り上げられそうになった事もありました。(『名探偵コナン』の見過ぎ…)
今まで全く短髪にすると言う選択肢はなかったのですが、このコロナ禍の中でのセルフカット系動画の急増で、私にも切れるのではないか?と言う変な自信が生まれてました。
そして折もおり、それまでやっていた足腰を鍛える筋トレで膝を痛めてしまった事が原因で、日々の運動で足に負担の少ないピラティスと言うのを始めたのですが、このピラティスと言うのはヨガマットのようなものに寝た姿勢でするものが多く、かんざしを刺したままで仰向けでする体勢のピラティスをすると、後頭部の出っ張りが邪魔になり、上手く出来ないと言う事に気づきました。
そのため、この10年以上伸ばしていた髪を、思い切って断髪する事にしたのです。
最初の断髪の時は、長女に適当に肩の長さくらいまで切ってもらったのですが、もともと前髪を垂らしている私は、まるでタイの国民的ギャグ漫画『ヌウヒン』(つまり日本で言う『おかっぱ』)のようだと子供たちに笑われたので、その後自分で鏡を見ながら試行錯誤してなんとか外に出歩いても、誰も気に留めないくらいの出来になりました。
その時参考になったのが、YouTubeの数々のセルフカット動画でした。
中にはこのコロナ以前から、私と同じように、美容院が苦手でずっとセルフカットしていると言う方や、海外でカット代が高いから(タイなら安いですが)セルフでやっている方もいました。
ショートカットだと、目に見える前髪や横はまだいいのですが、襟足のカットがなかなか難しくていつも四苦八苦しています。
とは言え、これも経験でだんだんと慣れてきたので、思い切って最初使っていた工作バサミからレベルアップして、最近ハマっている通販でこんな物も買ってしまいました。
このセットで900バーツ弱しましたが、これからも美容院に行くことはないと思うので、投資する価値はあると思いました。
こちらが以前から散髪時に使っていた工作バサミ。子供の物だと思います。
2021年11月25日
90日レポートと入国管理事務所
毎度の事ですが、90日レポートの期日になったので、チャイヤプムの入国管理事務所までちょっと出掛けて来ました。
思えば、タイに来た当初は、チャイヤプムどころか、お隣の大都市と呼ばれるコラートにも入国管理事務所の出張所が無く、夜中の3時前に家を出て、夜明け前にバンコクの入国管理局に着いて順番を待つと言う生活でしたが、何度目からだったか遠方者にはレポートの郵送が認められて、それからは90日レポートはずっと郵送で提出して来ました。
その後、コラートに出張所が出来て、ビザの更新を何度かしに行きましたが、そのうち急にチャイヤプムの管轄が変わったと言われ、次はルーイ県のチェンカーンと言う国境付近の僻地にある入国管理事務所に行く事になり、そこに2年くらい通った後、今度はコンケーンの入国管理事務所にまた移動になり、数年前からようやくラチャパット大学の敷地内に借り住まいでしたが、チャイヤプムにも出張所が開設され、約1時間くらいで行けるようになりました。
要するに、チャイヤプムは基本的に外国人がそれほど多くないので、いつもどこかのオマケみたいな位置づけだったのです。
が、最近は外国人労働者の需要が増えて、お隣のミャンマーやラオスなどから就労者が多く出入りする様になったので、チャイヤプムも規模を拡大せざるを得なかったのでしょう。
その数年後には、借り住まいの状況は変わらずでしたが、チャイヤプム郊外の大学の敷地内から、県の中心地にある県警察本部の敷地内に引っ越しました。
ここは、ミックの学校の斜向かいにあるので、私は買い物も行けるし、ミックの下校時刻に合わせて行けば帰りにミックを迎えに行って帰宅出来るので、とても便利でした。
しかも、ここに移動してからは、今まで90日レポートの届出用紙に自分で記入してパスポートのコピーなどを数枚添付しなければならなかったのが、パスポートを渡せば勝手に係員がパソコンに入力してくれて、ご丁寧に次の期日指定書をホッチキスで留めて返却してくれる程の親切な対応で、以前なら前日までに書類の記入の上パスポートの数ページのコピーを用意して…と言う心構えが必要だったのですが、今はパスポート一冊持って気軽に出掛けられるようになったのです。
ところが、今回はちょっとまた様子が違いました。
この前のチャイヤプムの大洪水の影響で、県の中心地にあった入国管理事務所の仮事務所も例外なく洪水被害に遭ったせいか、実際に外国人の急増により業務が忙しくなったせいか、その県警察本部の仮事務所を引き上げて本格的に一城の主となるべく、県の中心地から少しだけ郊外に出たところに3階建ての立派な事務所を建設中です。
おそらく本来なら事務所の建設が完了後に引っ越す予定だったと思うのですが、洪水の影響で予定が狂い完成まで待てずに、一度郊外の仮事務所へと引っ越したのでしょう。
チャイヤプム在住の夢想庵さんからの情報で、「倉庫」とは聞いていたのですが、実際に着いて見たら本当に倉庫…でした。
一応貼ってある入国管理事務所の看板代わりの垂幕です。
おそらく、肥料や飼料などの倉庫だった場所をそのまま借りているのでしょう。
本当にタイに必要な日差し避けの高い屋根に、泥棒対策の金網の柵で囲われている、日除けと風通しの良さに重点を置いただけの簡易倉庫です。
その前面にこれまた仮事務所感溢れる、受付カウンターにはタイでは無くてはならないプラスティック製のイベント用椅子。
ここで受付業務をしていたのは、見習いか新米と言った感じのお姉さんお兄さんばかりで、いつものチャイヤプム入国管理事務所幹部の面々は、右奥の特設事務所のエアコン部屋の中で、のんびりしているようでした。
まあ確かにこの倉庫事務所では、外に居たのでは風通しはいいものの、今までのエアコンの効いた室内に比べると暑くて、とてもベストを重ね着するの入国管理の制服などでは居られないのでしょう。
車を並べて駐車している様は、一瞬ここが入国管理局だと言うことを忘れさせました。
まるで中古車販売屋のガレージか、自動車修理工場の様に見えたからです。
ここに駐めているのが警察のパトカーばかりでなければ、とても入国管理局の事務所には見えません。
例に漏れず、コロナ対策の入口用の温度検査機と氏名記入用の冊子が置かれていましたが、殆んどの来場者は中に入らずに用事が済んでしまいそうなので、余り使われる事も無さそうでした。
私ももちろんその一人で、受付のお姉さんに「何の御用ですか?」と聞かれ、「90日レポートです。」と答えパスポートを差し出すと、5分もしないうちにパスポートを返却され、そこには次回の期日を記した紙が留められていました。
次回の期日は来年の2月20日だそうです。
さて今回の90日レポートも無事終わり、次回の更新までにこの仮事務所から新築した建物に引っ越しているといいなぁと思ったのでした。
この開放的な仮事務所もそう悪いものではないのですが、今建設中の新しい事務所はここより20分くらいは近いので、そちらの方が更に便利になると思います。
思えば、タイに来た当初は、チャイヤプムどころか、お隣の大都市と呼ばれるコラートにも入国管理事務所の出張所が無く、夜中の3時前に家を出て、夜明け前にバンコクの入国管理局に着いて順番を待つと言う生活でしたが、何度目からだったか遠方者にはレポートの郵送が認められて、それからは90日レポートはずっと郵送で提出して来ました。
その後、コラートに出張所が出来て、ビザの更新を何度かしに行きましたが、そのうち急にチャイヤプムの管轄が変わったと言われ、次はルーイ県のチェンカーンと言う国境付近の僻地にある入国管理事務所に行く事になり、そこに2年くらい通った後、今度はコンケーンの入国管理事務所にまた移動になり、数年前からようやくラチャパット大学の敷地内に借り住まいでしたが、チャイヤプムにも出張所が開設され、約1時間くらいで行けるようになりました。
要するに、チャイヤプムは基本的に外国人がそれほど多くないので、いつもどこかのオマケみたいな位置づけだったのです。
が、最近は外国人労働者の需要が増えて、お隣のミャンマーやラオスなどから就労者が多く出入りする様になったので、チャイヤプムも規模を拡大せざるを得なかったのでしょう。
その数年後には、借り住まいの状況は変わらずでしたが、チャイヤプム郊外の大学の敷地内から、県の中心地にある県警察本部の敷地内に引っ越しました。
ここは、ミックの学校の斜向かいにあるので、私は買い物も行けるし、ミックの下校時刻に合わせて行けば帰りにミックを迎えに行って帰宅出来るので、とても便利でした。
しかも、ここに移動してからは、今まで90日レポートの届出用紙に自分で記入してパスポートのコピーなどを数枚添付しなければならなかったのが、パスポートを渡せば勝手に係員がパソコンに入力してくれて、ご丁寧に次の期日指定書をホッチキスで留めて返却してくれる程の親切な対応で、以前なら前日までに書類の記入の上パスポートの数ページのコピーを用意して…と言う心構えが必要だったのですが、今はパスポート一冊持って気軽に出掛けられるようになったのです。
ところが、今回はちょっとまた様子が違いました。
この前のチャイヤプムの大洪水の影響で、県の中心地にあった入国管理事務所の仮事務所も例外なく洪水被害に遭ったせいか、実際に外国人の急増により業務が忙しくなったせいか、その県警察本部の仮事務所を引き上げて本格的に一城の主となるべく、県の中心地から少しだけ郊外に出たところに3階建ての立派な事務所を建設中です。
おそらく本来なら事務所の建設が完了後に引っ越す予定だったと思うのですが、洪水の影響で予定が狂い完成まで待てずに、一度郊外の仮事務所へと引っ越したのでしょう。
チャイヤプム在住の夢想庵さんからの情報で、「倉庫」とは聞いていたのですが、実際に着いて見たら本当に倉庫…でした。
一応貼ってある入国管理事務所の看板代わりの垂幕です。
おそらく、肥料や飼料などの倉庫だった場所をそのまま借りているのでしょう。
本当にタイに必要な日差し避けの高い屋根に、泥棒対策の金網の柵で囲われている、日除けと風通しの良さに重点を置いただけの簡易倉庫です。
その前面にこれまた仮事務所感溢れる、受付カウンターにはタイでは無くてはならないプラスティック製のイベント用椅子。
ここで受付業務をしていたのは、見習いか新米と言った感じのお姉さんお兄さんばかりで、いつものチャイヤプム入国管理事務所幹部の面々は、右奥の特設事務所のエアコン部屋の中で、のんびりしているようでした。
まあ確かにこの倉庫事務所では、外に居たのでは風通しはいいものの、今までのエアコンの効いた室内に比べると暑くて、とてもベストを重ね着するの入国管理の制服などでは居られないのでしょう。
車を並べて駐車している様は、一瞬ここが入国管理局だと言うことを忘れさせました。
まるで中古車販売屋のガレージか、自動車修理工場の様に見えたからです。
ここに駐めているのが警察のパトカーばかりでなければ、とても入国管理局の事務所には見えません。
例に漏れず、コロナ対策の入口用の温度検査機と氏名記入用の冊子が置かれていましたが、殆んどの来場者は中に入らずに用事が済んでしまいそうなので、余り使われる事も無さそうでした。
私ももちろんその一人で、受付のお姉さんに「何の御用ですか?」と聞かれ、「90日レポートです。」と答えパスポートを差し出すと、5分もしないうちにパスポートを返却され、そこには次回の期日を記した紙が留められていました。
次回の期日は来年の2月20日だそうです。
さて今回の90日レポートも無事終わり、次回の更新までにこの仮事務所から新築した建物に引っ越しているといいなぁと思ったのでした。
この開放的な仮事務所もそう悪いものではないのですが、今建設中の新しい事務所はここより20分くらいは近いので、そちらの方が更に便利になると思います。
2021年11月11日
キノコ祭り
一昨日、正確には日曜日の夜中でしたが、コラートに居る長男からLINEが来ていて、「明日、家に帰ります。」と言う事でした。
大学院を卒業するまで待って、生活が安定してからではだいぶ歳を取ってしまうと言う心配から、今年の3月にコロナの厳戒令が少し落ち着いたのを機に学生結婚をした長男ですが、その後のコロナウイルス対策の状況が一転二転としたので、コラートからチャイヤプムの県間の移動がなかなか出来ず、数ヶ月ぶりの帰省となりました。
さて、晴れて結婚した二人は堂々と一緒に帰省する事になったのですが、長男たちは付き合い初めの頃、今どきの若者とは思えないほど、清い交際をしていたようです。
それは、うちの長男が初めて女性と交際したと言う事も有りますが、それよりも相手の女性がきちんと婚約や結婚をするまではバイクの相乗りもしてはいけないと自分で決めていて、同棲はもちろん、一緒に旅行などと言う事もしなかったようです。
そしてその彼女には、さらに他の人とは変わったところがあって、それが彼女が中学生の時から自分で決めて始めたタイで言う『キンジェー』の生活、日本で言うベジタリアン(菜食主義者)だと言う事でした。
彼女と付き合うようになって、うちの長男も彼女に影響され、自然とベジタリアンになりました。
ベジタリアンと言ってもいくつかの種類があるようで、彼女の行なっているのは、肉類は全て食べず、基本は野菜中心だが無精卵と乳製品は大丈夫と言う、台湾発祥の宗教のような感じの菜食主義です。
私は無信仰を貫いているので、長男の誘いには乗れなかったのですが、彼女の実家ではすでに彼女の影響で、同じベジタリアン生活を送っているそうです。
私は肉は食べなくても特に困らないのですが、このイサーンに居て、基本和風の料理を中心に食生活を送っているので、魚も食べられない菜食主義者にはなれないのです。
私自身は彼女の宗教的な菜食主義には迎合出来ないのですが、夫のように長男の選択にとやかく言うつもりはないので、長男がたまに帰省した時には、出来る限りの努力で長男夫婦の食べられるような食事を出せるように知恵を絞って作ります。
と言うわけで、今回は我が家の買い出しの土曜日前に言ってくれれば良かったのですが、その後に急に帰省の連絡があったので、急遽冷蔵庫にある物だけでもてなす事になりました。
幸い今年になってから、買い出しで大量買いして来たキノコ類の冷凍保存を始めて、キノコ類は冷凍庫に残っていたので、そのキノコと豆腐、油揚げ、常備野菜を使って、キノコの炊き込みご飯、キノコの野菜炒め、キノコのグラタン、キノコの味噌汁…と2日間の滞在中の食事を乗り切ったのでした。
それから、長男と彼女も食べられる物を自分たちで買って来るように言っておいたので、ベジタリアンフードのソーセージや大豆肉などを買って来て、タイ風の炒め物などを作っていました。
お陰でこの二日間で、冷凍庫にストックしてあったキノコ類の在庫がきれいになくなりました。
タイでは中華系タイ人の影響で、毎年『キンジェー』の期間が有りますが、我が家はこの二日間がまさに『ジェー』の食卓でした。
大学院を卒業するまで待って、生活が安定してからではだいぶ歳を取ってしまうと言う心配から、今年の3月にコロナの厳戒令が少し落ち着いたのを機に学生結婚をした長男ですが、その後のコロナウイルス対策の状況が一転二転としたので、コラートからチャイヤプムの県間の移動がなかなか出来ず、数ヶ月ぶりの帰省となりました。
さて、晴れて結婚した二人は堂々と一緒に帰省する事になったのですが、長男たちは付き合い初めの頃、今どきの若者とは思えないほど、清い交際をしていたようです。
それは、うちの長男が初めて女性と交際したと言う事も有りますが、それよりも相手の女性がきちんと婚約や結婚をするまではバイクの相乗りもしてはいけないと自分で決めていて、同棲はもちろん、一緒に旅行などと言う事もしなかったようです。
そしてその彼女には、さらに他の人とは変わったところがあって、それが彼女が中学生の時から自分で決めて始めたタイで言う『キンジェー』の生活、日本で言うベジタリアン(菜食主義者)だと言う事でした。
彼女と付き合うようになって、うちの長男も彼女に影響され、自然とベジタリアンになりました。
ベジタリアンと言ってもいくつかの種類があるようで、彼女の行なっているのは、肉類は全て食べず、基本は野菜中心だが無精卵と乳製品は大丈夫と言う、台湾発祥の宗教のような感じの菜食主義です。
私は無信仰を貫いているので、長男の誘いには乗れなかったのですが、彼女の実家ではすでに彼女の影響で、同じベジタリアン生活を送っているそうです。
私は肉は食べなくても特に困らないのですが、このイサーンに居て、基本和風の料理を中心に食生活を送っているので、魚も食べられない菜食主義者にはなれないのです。
私自身は彼女の宗教的な菜食主義には迎合出来ないのですが、夫のように長男の選択にとやかく言うつもりはないので、長男がたまに帰省した時には、出来る限りの努力で長男夫婦の食べられるような食事を出せるように知恵を絞って作ります。
と言うわけで、今回は我が家の買い出しの土曜日前に言ってくれれば良かったのですが、その後に急に帰省の連絡があったので、急遽冷蔵庫にある物だけでもてなす事になりました。
幸い今年になってから、買い出しで大量買いして来たキノコ類の冷凍保存を始めて、キノコ類は冷凍庫に残っていたので、そのキノコと豆腐、油揚げ、常備野菜を使って、キノコの炊き込みご飯、キノコの野菜炒め、キノコのグラタン、キノコの味噌汁…と2日間の滞在中の食事を乗り切ったのでした。
それから、長男と彼女も食べられる物を自分たちで買って来るように言っておいたので、ベジタリアンフードのソーセージや大豆肉などを買って来て、タイ風の炒め物などを作っていました。
お陰でこの二日間で、冷凍庫にストックしてあったキノコ類の在庫がきれいになくなりました。
タイでは中華系タイ人の影響で、毎年『キンジェー』の期間が有りますが、我が家はこの二日間がまさに『ジェー』の食卓でした。
2021年10月29日
スマホのバッテリー交換
このひと月ほど、どうもスマホの調子が悪く、以前に比べてバッテリーの減りが早かったり、突然再起動を繰り返したり…。
ちょうどその頃にアップデートしたiOSの不具合のせいかと思っていたのですが、ネットで検索しながらチェックしてみると、どうもスマホのバッテリーの最大容量と言うのが78%と表示されていて、だいぶ劣化しているらしい事が分かりました。
そこで、Appleのサイトから「近所」のバッテリー交換が出来る店舗を探したところ、最も至近距離の店舗がコラートのThe mall の中にある iCare だと言う事で、もともと出不精の私はなかなか行く決心がつかず二の足を踏んでいたのですが、コロナでずっと遠出出来なかったのが先月辺りから徐々に緩和された感じもあり、長女もかなり乗り気になっていたので、意を決して(これがバンコク行きなら、清水の舞台から飛び降りる…と言いたいところですが。)約1年ぶりのコラートに行くことになりました。
今回は、この7月に免許を取った長女が、運転の練習も兼ねて運転したいと言うので運転は長女に任せて、私は助手席でナビとして座っていました。
コラートは、コロナの規制を色で分ける管理地域の区分では、10月にレッドゾーンになったのですが、途中の道路での検問もなく、全く不便なく往復出来ました。
本来ならチャイヤプムの規制では、ダークレッドゾーンからはもちろんこのレッドゾーンからのチャイヤプムへ越境するだけでも、14日間の隔離が決められているそうですが、実際この決まりを守っている人は殆どいないらしく、各自自由に県と県の移動を繰り返しているようです。
もちろん私たちも、普段チャイヤプムの市街に買い物に行く程度には気をつけていましたが、それ以上のことはしませんでした。
朝の9時近くに出発して、途中道路工事の片道通行などもあり、目的地到着は11時近くなりました。
無事駐車場も見つかり、店内に入ってまず向かったのはもちろん iCare です。
銀行のように番号札を取って、バッテリー交換の受付を済ませました。
何枚もの書類にサインをさせられ、その中には「バッテリー交換後に万が一本体が起動しなくなっても、その責任はバッテリー交換とは無関係なので、損害賠償など訴えない…」などと言う、一瞬署名するのを躊躇するような内容の誓約書も有り、まるで昔ミックの出産後に避妊手術をする事になった時に署名させられた「手術で死んでも病院側は一切の責任は取りません」と言う旨の誓約書を彷彿とさせるものがありました。
それはともかく受付を済ませた私たちは、その2時間と言うバッテリー交換の所用時間を待つ為に、コラート郊外の大学から出て来た長男とその奥さんと待ち合わせ、長女の勧めのカフェに入り、コロナで数ヶ月顔を合わせていなかったので近況報告などをしながら、ビンズと言う韓国版かき氷を一緒に食べたのでした。
その後、チャイヤプムにはない店を中心に回り、2時間後には預けて置いたスマホを受け取りに行きました。
私のスマホはiPhone XSなのですが、バッテリーの交換費用は2,600バーツちょうどでした。
実は、私は内心コラートに行くのが面倒で、オンラインで最近出たばかりのiPhone 13に機種交換しようかな…とも思ったのですが、注文してもすぐには手に入らないようなので躊躇していたところでした。
兎にも角にもこうして無事バッテリーが交換出来たので、まだまだ十分この機種で使えそうです。
この機種ももう3年になりましたが、前のiPhone 5s は5年くらい使っていたので、この機種も寿命が来るまで使いたいと思います。
コラートと言えば、パン好きの私にはここは外せません。
毎回、両手に大袋に入ったヤマザキのパンを買って帰るのが我が家の習慣です。
ちょうどその頃にアップデートしたiOSの不具合のせいかと思っていたのですが、ネットで検索しながらチェックしてみると、どうもスマホのバッテリーの最大容量と言うのが78%と表示されていて、だいぶ劣化しているらしい事が分かりました。
そこで、Appleのサイトから「近所」のバッテリー交換が出来る店舗を探したところ、最も至近距離の店舗がコラートのThe mall の中にある iCare だと言う事で、もともと出不精の私はなかなか行く決心がつかず二の足を踏んでいたのですが、コロナでずっと遠出出来なかったのが先月辺りから徐々に緩和された感じもあり、長女もかなり乗り気になっていたので、意を決して(これがバンコク行きなら、清水の舞台から飛び降りる…と言いたいところですが。)約1年ぶりのコラートに行くことになりました。
今回は、この7月に免許を取った長女が、運転の練習も兼ねて運転したいと言うので運転は長女に任せて、私は助手席でナビとして座っていました。
コラートは、コロナの規制を色で分ける管理地域の区分では、10月にレッドゾーンになったのですが、途中の道路での検問もなく、全く不便なく往復出来ました。
本来ならチャイヤプムの規制では、ダークレッドゾーンからはもちろんこのレッドゾーンからのチャイヤプムへ越境するだけでも、14日間の隔離が決められているそうですが、実際この決まりを守っている人は殆どいないらしく、各自自由に県と県の移動を繰り返しているようです。
もちろん私たちも、普段チャイヤプムの市街に買い物に行く程度には気をつけていましたが、それ以上のことはしませんでした。
朝の9時近くに出発して、途中道路工事の片道通行などもあり、目的地到着は11時近くなりました。
無事駐車場も見つかり、店内に入ってまず向かったのはもちろん iCare です。
銀行のように番号札を取って、バッテリー交換の受付を済ませました。
何枚もの書類にサインをさせられ、その中には「バッテリー交換後に万が一本体が起動しなくなっても、その責任はバッテリー交換とは無関係なので、損害賠償など訴えない…」などと言う、一瞬署名するのを躊躇するような内容の誓約書も有り、まるで昔ミックの出産後に避妊手術をする事になった時に署名させられた「手術で死んでも病院側は一切の責任は取りません」と言う旨の誓約書を彷彿とさせるものがありました。
それはともかく受付を済ませた私たちは、その2時間と言うバッテリー交換の所用時間を待つ為に、コラート郊外の大学から出て来た長男とその奥さんと待ち合わせ、長女の勧めのカフェに入り、コロナで数ヶ月顔を合わせていなかったので近況報告などをしながら、ビンズと言う韓国版かき氷を一緒に食べたのでした。
その後、チャイヤプムにはない店を中心に回り、2時間後には預けて置いたスマホを受け取りに行きました。
私のスマホはiPhone XSなのですが、バッテリーの交換費用は2,600バーツちょうどでした。
実は、私は内心コラートに行くのが面倒で、オンラインで最近出たばかりのiPhone 13に機種交換しようかな…とも思ったのですが、注文してもすぐには手に入らないようなので躊躇していたところでした。
兎にも角にもこうして無事バッテリーが交換出来たので、まだまだ十分この機種で使えそうです。
この機種ももう3年になりましたが、前のiPhone 5s は5年くらい使っていたので、この機種も寿命が来るまで使いたいと思います。
コラートと言えば、パン好きの私にはここは外せません。
毎回、両手に大袋に入ったヤマザキのパンを買って帰るのが我が家の習慣です。
2021年10月25日
思えば遠くに来たもんだ。
この前の洪水を伴う連日の大雨が過ぎてから、朝、家のシャッターを開けると「これ」が必ず落ちています。
タイに住み始めた頃、私はこのカブトムシに違和感がありました。
ツノの長さの比率が違う…。
やはり自分が馴染んできた物と違うのは、違和感を感じるものです。
こちらが、日本で慣れ親しんでいたカブトムシの姿でした。
ところが、今日気がついたのですが、今の私にとってのカブトムシは毎朝踏みそうになるこの上の写真の姿でした。
先程、この記事を書く為に画像検索するまで、日本にいる当たり前のカブトムシの姿がハッキリとは思い浮かばなかったのです。
タイに来てもうすぐ20年…。
大好きな秋の金木犀の香りも、もう20年近くご無沙汰です。
色々な事が思い出の彼方に残っているもの、タイの同じような何かにすり替えられてしまったもの…。
上手く言い表せないのですが、ネットが発達した現在、私がタイに来たばかりの頃よりも、ここタイに居ても日本の今の情報を知ることは出来ますが、やはりそれは画面上の事なのだと、そんな事を感じました。
ここ数年帰国出来ていない私は、次に帰国出来た時にはまた、タイに来てから7年目にして初帰国した時のように、浦島太郎状態になっているのだろうと思います。
思えば遠くに来たもんだ…と言う歌がありましたが、この朝のカブトムシから、何故かそれを思い出しました。
タイに住み始めた頃、私はこのカブトムシに違和感がありました。
ツノの長さの比率が違う…。
やはり自分が馴染んできた物と違うのは、違和感を感じるものです。
こちらが、日本で慣れ親しんでいたカブトムシの姿でした。
ところが、今日気がついたのですが、今の私にとってのカブトムシは毎朝踏みそうになるこの上の写真の姿でした。
先程、この記事を書く為に画像検索するまで、日本にいる当たり前のカブトムシの姿がハッキリとは思い浮かばなかったのです。
タイに来てもうすぐ20年…。
大好きな秋の金木犀の香りも、もう20年近くご無沙汰です。
色々な事が思い出の彼方に残っているもの、タイの同じような何かにすり替えられてしまったもの…。
上手く言い表せないのですが、ネットが発達した現在、私がタイに来たばかりの頃よりも、ここタイに居ても日本の今の情報を知ることは出来ますが、やはりそれは画面上の事なのだと、そんな事を感じました。
ここ数年帰国出来ていない私は、次に帰国出来た時にはまた、タイに来てから7年目にして初帰国した時のように、浦島太郎状態になっているのだろうと思います。
思えば遠くに来たもんだ…と言う歌がありましたが、この朝のカブトムシから、何故かそれを思い出しました。
2021年10月19日
チャイヤプムは今日も雨…。
チャイヤプムの大洪水が収まってからも、ほんの数日の晴れ間の後、また先週から朝となく夜となく雨が降り続いています。
普通この時期は雨季から乾季に入り、タイでも気温が下がり始める時期で、滅多に雨なども降らないのですが、今年はどうした事か、この前の嵐の水が一度上空に戻って、また降りて来たかのように、連日日本の梅雨のようなしとしとした雨が降り続いています。
タイの雨と言えば、熱帯特有のスコールと言う感じのバケツをひっくり返したような大雨が一時的に降って、すぐに太陽が姿を見せると言うのが普通ですが、今回の雨は本当に始末が悪いようです。
日本の梅雨でも、毎日続くしとしと雨に、洗濯物が乾かなかったり、タンスや押し入れの中がカビ臭くなったり…と言う、梅雨の季節ならではの困り事が有りますが、ここタイでは、いつものスコールならそれほど心配要らない湿気が、この連日続く雨で緊急を要する問題になっています。
と言うのも、タイは熱帯モンスーン気候のためもともと湿度が高いのですが、この連日の雨で湿気はほぼ100%、朝起きてすぐに「あ、家中カビ臭い…。」と感じるほどの湿気なのです。
一応、タンスの中に入れた防湿剤を見たら、まだ一週間も経っていないのに、もうすっかり吸湿粒子も無くなっていました。
タンスの中の全ての側面にはうっすらとアオカビが生えて来ていて、タンスの中の衣類はカビ臭いのはもちろん、カビが生えてしまったのも数枚有りました。
こういう時、黒や白の服は洗ってもカビの跡が残るので無惨です。
一体、いつになったらこの季節外れの雨は収まるのか?
夕方、店を閉めようと表のシャッターの前に行ったらこんなものが…。
家の前のセメントの床にもこんな立派なカビが生えていました。
普通この時期は雨季から乾季に入り、タイでも気温が下がり始める時期で、滅多に雨なども降らないのですが、今年はどうした事か、この前の嵐の水が一度上空に戻って、また降りて来たかのように、連日日本の梅雨のようなしとしとした雨が降り続いています。
タイの雨と言えば、熱帯特有のスコールと言う感じのバケツをひっくり返したような大雨が一時的に降って、すぐに太陽が姿を見せると言うのが普通ですが、今回の雨は本当に始末が悪いようです。
日本の梅雨でも、毎日続くしとしと雨に、洗濯物が乾かなかったり、タンスや押し入れの中がカビ臭くなったり…と言う、梅雨の季節ならではの困り事が有りますが、ここタイでは、いつものスコールならそれほど心配要らない湿気が、この連日続く雨で緊急を要する問題になっています。
と言うのも、タイは熱帯モンスーン気候のためもともと湿度が高いのですが、この連日の雨で湿気はほぼ100%、朝起きてすぐに「あ、家中カビ臭い…。」と感じるほどの湿気なのです。
一応、タンスの中に入れた防湿剤を見たら、まだ一週間も経っていないのに、もうすっかり吸湿粒子も無くなっていました。
タンスの中の全ての側面にはうっすらとアオカビが生えて来ていて、タンスの中の衣類はカビ臭いのはもちろん、カビが生えてしまったのも数枚有りました。
こういう時、黒や白の服は洗ってもカビの跡が残るので無惨です。
一体、いつになったらこの季節外れの雨は収まるのか?
夕方、店を閉めようと表のシャッターの前に行ったらこんなものが…。
家の前のセメントの床にもこんな立派なカビが生えていました。
2021年10月10日
タイの検問所
次男がチョンブリーへ働きに行って、もう10日になります。
毎晩聞く様子では、相変わらず元気でやっているようです。
そう言えば、次男が今回の引っ越しの際には父親には頼らず、自分で就活サイトから見つけた引っ越し請負いの車を頼んだのですが、当日来た引っ越し請負の青年は、次男とそう歳も違わないような若者で、今回の洪水の被害も大きくニュースにも出ていた隣接の町から来たと言う事でした。
なんとか水が引いて車は通れるようになったと話していましたが、次男の行くチョンブリーに行くには、またそのなんとか通れる道を通っていくと言う事でした。
私はタイに住む年数が増えるに連れて、ますます人を信じられなくなっているので、この見るからに純朴そうな若者でさえ信じられず、次男を無事に送り届けてくれるだろうか?
途中で、トイレ休憩とか言って、次男が降りた隙に荷物を載せたまま、次男をどこかわからないところに置いて逃げたりしないだろうか?
いや、それならまだいいが、途中で次男を拉致したりもっと酷い事にならないだろうか?
…などと、様々な妄想が頭をよぎって行きます。
そのため、普段は長女とミックと私で共有している位置情報アプリを、今回他県に行く次男にもロードさせていたので、チャイヤプムからチョンブリーのアパートに辿り着くまで、暇があればずっと見守っていました。
トイレ休憩もするだろうと思いましたが、途中で30分くらい停車していた所があり、それも明らかにガソリンスタンドなどの周囲に建物がないような道の途中だったので、まさか私の嫌な予想が当たったのでは?と、心配していましたが、30分くらい後動き出したのでなんとか安心しました。
その事を、無事に目的地に到着した次男に聞いてみたところ、途中の道路で警察の薬物検問所があり、ピックアップトラックに荷物を積んでいる若い男2人なので、足止めされて尿検査を受けさせられたそうです。
こう言う場面で、私のような年配の女だとそれほど不審に思われないらしく(まあ、同じおばさんでも派手なタイ人女性の場合はそうでもないでしょうが)検問の対象になった事はありませんが、我が家の夫などは、見た目がとても部品店の主とは見えず、その辺の庶民のオッサン風なので、県境を越えてコンケーンなどに行くときには、必ずと言っていいほど毎回毎回尿検査をさせられるそうです。
見た目で損をしているとしか言いようがありませんが、これがタイ警察の大事なお仕事なので仕方ありません。
この手の検問所は、薬物取締り以外にもほぼ毎日決まった場所で行われていますが、大抵は、車の保険の期限切れや、免許の所持や有効期限などを理由に罰金を徴収すると言う、タイ警察の重要な任務です。
この検問所は普段から行われている決まった場所の他に、何故か月末のお財布が寂しくなる期間には臨時の検問所が各地に増えます。警察も臨時収入が掛かっているので必死です。
そしてある程度お財布が潤うと、自然に撤収して行くのが、タイの日常的な風景です。
毎晩聞く様子では、相変わらず元気でやっているようです。
そう言えば、次男が今回の引っ越しの際には父親には頼らず、自分で就活サイトから見つけた引っ越し請負いの車を頼んだのですが、当日来た引っ越し請負の青年は、次男とそう歳も違わないような若者で、今回の洪水の被害も大きくニュースにも出ていた隣接の町から来たと言う事でした。
なんとか水が引いて車は通れるようになったと話していましたが、次男の行くチョンブリーに行くには、またそのなんとか通れる道を通っていくと言う事でした。
私はタイに住む年数が増えるに連れて、ますます人を信じられなくなっているので、この見るからに純朴そうな若者でさえ信じられず、次男を無事に送り届けてくれるだろうか?
途中で、トイレ休憩とか言って、次男が降りた隙に荷物を載せたまま、次男をどこかわからないところに置いて逃げたりしないだろうか?
いや、それならまだいいが、途中で次男を拉致したりもっと酷い事にならないだろうか?
…などと、様々な妄想が頭をよぎって行きます。
そのため、普段は長女とミックと私で共有している位置情報アプリを、今回他県に行く次男にもロードさせていたので、チャイヤプムからチョンブリーのアパートに辿り着くまで、暇があればずっと見守っていました。
トイレ休憩もするだろうと思いましたが、途中で30分くらい停車していた所があり、それも明らかにガソリンスタンドなどの周囲に建物がないような道の途中だったので、まさか私の嫌な予想が当たったのでは?と、心配していましたが、30分くらい後動き出したのでなんとか安心しました。
その事を、無事に目的地に到着した次男に聞いてみたところ、途中の道路で警察の薬物検問所があり、ピックアップトラックに荷物を積んでいる若い男2人なので、足止めされて尿検査を受けさせられたそうです。
こう言う場面で、私のような年配の女だとそれほど不審に思われないらしく(まあ、同じおばさんでも派手なタイ人女性の場合はそうでもないでしょうが)検問の対象になった事はありませんが、我が家の夫などは、見た目がとても部品店の主とは見えず、その辺の庶民のオッサン風なので、県境を越えてコンケーンなどに行くときには、必ずと言っていいほど毎回毎回尿検査をさせられるそうです。
見た目で損をしているとしか言いようがありませんが、これがタイ警察の大事なお仕事なので仕方ありません。
この手の検問所は、薬物取締り以外にもほぼ毎日決まった場所で行われていますが、大抵は、車の保険の期限切れや、免許の所持や有効期限などを理由に罰金を徴収すると言う、タイ警察の重要な任務です。
この検問所は普段から行われている決まった場所の他に、何故か月末のお財布が寂しくなる期間には臨時の検問所が各地に増えます。警察も臨時収入が掛かっているので必死です。
そしてある程度お財布が潤うと、自然に撤収して行くのが、タイの日常的な風景です。