2023年10月03日
我が家の新しい洗濯器
前回の更新から、またしばらく経っていました。
長女の二度目の日本出張があってバタバタしていたり、という事もあったのですが、その後私にとってはかなりの問題が起こり、ブログの更新する余裕がなかったのです。
その問題というのは、我が家のタイで3台目の洗濯機が壊れてしまったのです。
もう、1年くらい前から調子が悪く、市内の修理屋に2度も修理に出し、なんとか騙し騙し使って来たのですが、ついに操作パネルが点滅からの操作不可能になり、何度スイッチを切り入れしても同じ事の繰り返し…。
もう、洗濯機様のご機嫌を取る術もなくなり、私はその洗濯機を使うことを諦めました。
この洗濯機を買い替えた当時、我が家は家族全員揃って6人で生活していたので、大容量の13キロを購入しましたが、今は上の子たちは皆家を出て、残すは私と末っ子の高校生ミックだけの実質二人暮らしです。
夫は自分の家から毎朝出勤して来ますが、洗濯物は向こうで処理してくれるらしいので、基本2人分の洗濯物しか洗わないのですが、洗濯好きな私が毎日洗濯機を回すと「毎日洗濯してどうするんだ。」と夫が文句を言うので、私も最近はなるべく2日に一回くらいにしていました。
という毎日を送っていたのですが、洗濯機が壊れた当初は途方に暮れました。
なにしろ、毎日の洗濯にも文句を言う夫です。壊れたからと言って、じゃあ新しいのを買えば?などと言う希望はまずありません。
思った通り、また修理に出せと言いました。
ところが、このところ歳のせいか(私より3歳も若いのですが)身体のあちこちが痛いといつも言っていて、すぐにマッサージに行くと何度も通っていますが、たいして良くもならないようなのです。
私は、タイの医者も信じていないので、なるべく病院の世話にならぬよう、毎日の運動とストレッチを欠かさず、たいていの身体の痛みはストレッチでなんとかなっているので、夫にも身体を動かすように勧めているのですが、毎日ゴロゴロしては身体が痛い痛いと言ってばかりでした。
という訳で自分で「修理に出せ」と言った夫ですが、肝心の洗濯機を家の外に運び出すのは今は無理だと言うのです。
そして私は一晩考えた挙句、決意しました。
もう洗濯機は買わなくてもいい、と。
実は洗濯機が壊れてからその前日まで、夫が買ってくれないなら自分の貯金で買おうと、1人でいつもネットで買い物をしているShopeeのサイトで洗濯機をいろいろ比較していたのですが、その洗濯機を諦めて、その晩のうちに『洗濯板』を注文しました。
私が物心ついたばかりの子供の頃に、祖母か母または父が使っていたのを何度か見たことがある代物です。
日本では、全自動で乾燥機付の洗濯機が主流になって来ていますが、このほぼ一年中晴天のタイでも、最近は乾燥機付のドラム式洗濯機が販売されるようになりました。
その流れに逆流するかのようなこの『洗濯板』。
タイではあまり見かけないと思っていたのですが、私が注文した物は中国製で、中国からの発送でした。
中国からだったので、思ったより届くまでに時間が掛かりましたが、先日ようやく手元に届きました。
これが我が家の新しい洗濯器です。
これがあるだけで、手での洗濯が驚くほど楽になりました。
先人の知恵に驚くばかりです。
今回の問題のお陰で、手洗い洗濯の後の脱水方法を検索したり、その検索の延長で、脱水せずにそのまま干す『濡れ干し』という方法があることも知りました。
最初は最悪の事態だと気落ちしていましたが、思わぬ収穫というか、この歳でまたひとつ新しい知識を得られた事が災い転じて…という感じです。
ただ、その手洗い洗濯のせいで、家事に今までより時間が掛かるので、午前中がほぼ洗濯で終わってしまうことも多々ありますが、もともと店の閑散期でもあり、日本で共働きとかしている女性のように時短などが重要なこともないので、家の前を通る車や、目の前で飛んでいる蝶を眺めながら、たまに接客しながらものんびり洗濯を楽しんでいます。
長女の二度目の日本出張があってバタバタしていたり、という事もあったのですが、その後私にとってはかなりの問題が起こり、ブログの更新する余裕がなかったのです。
その問題というのは、我が家のタイで3台目の洗濯機が壊れてしまったのです。
もう、1年くらい前から調子が悪く、市内の修理屋に2度も修理に出し、なんとか騙し騙し使って来たのですが、ついに操作パネルが点滅からの操作不可能になり、何度スイッチを切り入れしても同じ事の繰り返し…。
もう、洗濯機様のご機嫌を取る術もなくなり、私はその洗濯機を使うことを諦めました。
この洗濯機を買い替えた当時、我が家は家族全員揃って6人で生活していたので、大容量の13キロを購入しましたが、今は上の子たちは皆家を出て、残すは私と末っ子の高校生ミックだけの実質二人暮らしです。
夫は自分の家から毎朝出勤して来ますが、洗濯物は向こうで処理してくれるらしいので、基本2人分の洗濯物しか洗わないのですが、洗濯好きな私が毎日洗濯機を回すと「毎日洗濯してどうするんだ。」と夫が文句を言うので、私も最近はなるべく2日に一回くらいにしていました。
という毎日を送っていたのですが、洗濯機が壊れた当初は途方に暮れました。
なにしろ、毎日の洗濯にも文句を言う夫です。壊れたからと言って、じゃあ新しいのを買えば?などと言う希望はまずありません。
思った通り、また修理に出せと言いました。
ところが、このところ歳のせいか(私より3歳も若いのですが)身体のあちこちが痛いといつも言っていて、すぐにマッサージに行くと何度も通っていますが、たいして良くもならないようなのです。
私は、タイの医者も信じていないので、なるべく病院の世話にならぬよう、毎日の運動とストレッチを欠かさず、たいていの身体の痛みはストレッチでなんとかなっているので、夫にも身体を動かすように勧めているのですが、毎日ゴロゴロしては身体が痛い痛いと言ってばかりでした。
という訳で自分で「修理に出せ」と言った夫ですが、肝心の洗濯機を家の外に運び出すのは今は無理だと言うのです。
そして私は一晩考えた挙句、決意しました。
もう洗濯機は買わなくてもいい、と。
実は洗濯機が壊れてからその前日まで、夫が買ってくれないなら自分の貯金で買おうと、1人でいつもネットで買い物をしているShopeeのサイトで洗濯機をいろいろ比較していたのですが、その洗濯機を諦めて、その晩のうちに『洗濯板』を注文しました。
私が物心ついたばかりの子供の頃に、祖母か母または父が使っていたのを何度か見たことがある代物です。
日本では、全自動で乾燥機付の洗濯機が主流になって来ていますが、このほぼ一年中晴天のタイでも、最近は乾燥機付のドラム式洗濯機が販売されるようになりました。
その流れに逆流するかのようなこの『洗濯板』。
タイではあまり見かけないと思っていたのですが、私が注文した物は中国製で、中国からの発送でした。
中国からだったので、思ったより届くまでに時間が掛かりましたが、先日ようやく手元に届きました。
これが我が家の新しい洗濯器です。
これがあるだけで、手での洗濯が驚くほど楽になりました。
先人の知恵に驚くばかりです。
今回の問題のお陰で、手洗い洗濯の後の脱水方法を検索したり、その検索の延長で、脱水せずにそのまま干す『濡れ干し』という方法があることも知りました。
最初は最悪の事態だと気落ちしていましたが、思わぬ収穫というか、この歳でまたひとつ新しい知識を得られた事が災い転じて…という感じです。
ただ、その手洗い洗濯のせいで、家事に今までより時間が掛かるので、午前中がほぼ洗濯で終わってしまうことも多々ありますが、もともと店の閑散期でもあり、日本で共働きとかしている女性のように時短などが重要なこともないので、家の前を通る車や、目の前で飛んでいる蝶を眺めながら、たまに接客しながらものんびり洗濯を楽しんでいます。