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2023年08月20日

タイのATM

今日の夕方、昨日の放課後から学校近くの友人宅に泊まりに行っていたミックを迎えに行くために、一週間ぶりにチャイヤプム市内に行って来ました。

 ミックとの待ち合わせ時間にまだ少しあったので、せっかくの機会(基本引きこもりの為、チャイヤプム市内に行くのが月に2回程度の頻度)なので、ちょっと遠回りですが、パヤレー像の裏にあるカシコン銀行のATM+ で、口座に入金しておこうと思って立ち寄りました。

 私が入り口に続く銀行の階段を登って行くと、ATMとATM+の機械の前には2人の男性が利用していました。
私は彼らの後ろに少し距離を置いて並んで待っていました。その後、私の後から1人の若い女性が来たのですが、彼女も私の横に並びました。

 そうして、普通のATM の機械を使っていた男性は用事が済んで降りて行きましたが、私はATM+ を利用するために来たので、そのまま待っていました。隣の女性も私と同じのようでした。
 因みに、ATM とATM+ の違いは、引き出し専用機と引き出しと入金が両方出来るかと言う違いです。
 タイに来て以来、私はいろいろな銀行口座を作って来たのですが、今現在利用しているのは、SCB(タイコマーシャル銀行)、クルンシィアユタヤー銀行、カシコン銀行の3つです。SCBやクルンシィではこのATMで入金出来る機械は ADMと表示されています。カシコン銀行の場合は、ATM+ か、CDM と表示されています。

 さて、話が逸れましたが、私の順番になり、そのATM+ の機械で無事入金は済んだのですが、その横に記帳の機械があったので、せっかくだから記帳もしてしまおうと思ったのが運の尽きでした。

 ミックを迎えに行く時間は迫っているので、さっさと済ませて迎えに行く予定だったのですが、なんとここで、記帳する為に挿入した通帳が機械に捕食されてしまったのです。(タイではカードや通帳が出て来なくなる事が割とよくあるので、「食べられた!」と表現する事が多いので。)
目の前の機械の表示には、「問題が発生したので、銀行内の係員に連絡して下さい。」と書いてありますが、「もうすでに業務時間外だからここで入金してるのに、係員に連絡が取れる訳ないじゃん!」と心の中でその表示に文句を言いながら、一応ガラス越しに閉店後の銀行の中を覗いてみました。
が、誰も居る訳もありません。

 実は何年か前にも、SCBのATM機でカードを捕食された事がありました。が、今回は久々だったので、少し焦ってしまいました。
よくいるタイ人のように、「どうしよう!通帳が飲み込まれて出て来ないんだけど。」などと、見ず知らずの近くに居ただけの他人に話し掛けるような私ではないので、あくまで表面上は冷静を装って、取り敢えず時間を確認して就業時間後の長女にLINE。
でも帰宅時間なので運転中か、そんなに暇人ではないのですぐに既読もつかず、自力でネットで検索しようと思いながら、目の前の今は閉まっている銀行のドアに書いてあったコールセンターの番号を見つけたのでそこに問い合わせる事にしました。

 最初はその問題の機械の前をウロウロしていましたが、よくよく考えてみたら、今からコールセンターに連絡したとして、閉店時間にわざわざ銀行員が駆け付けてくる訳もないので、ここで待つ意味はないのだと気が付きました。
 それに、そろそろミックが待っている時間なので、そちらに向かいながら、イヤホンで通話は繋いだまま(コールセンターの為、とにかく「お繋ぎしますので、そのままでお待ちください」からが、延々と長いのです。)車に戻り、発車してミックの待つ場所へ向かいながら、コールセンターと連絡を取りました。
 結局のところ、現場に居ても通帳が戻る事もなかったので、結果的に判断は正しかったのですが…。
 
 案内の内容は、口座開設に使った身分証明証(タイのIDカードか、パスポート)を持参して、営業日の営業時間内に支店に行って、通帳を返してもらう事。
私が聞きたかったのは、飲み込まれた通帳が、私が帰った後に急に誰かの前に吐き出されて来たりしないかと言う事でした。
 一度機械に飲み込まれた物は、裏から係員が救出しなければ、勝手に吐き出したりしないという事だったので、その点が聞けて安心しました。
 さっきまでの焦りは消えて、なんだか、もういつ取りに行ってもいいような気さえして来ました。
なんなら、このまま取りに行かなくてもいいとさえ思いました。

 実際のところ、現在の銀行口座では通帳は大した意味はないのです。
そのほとんどの用事を、スマホのアプリ上で済ましてしまうので、本来なら、普通の口座より利子も高く、通帳のないオンライン口座にしたかったのですが、あいにくタイの銀行は外国人にはオンライン口座は開設出来ない決まりになっているのです。
他にも、さまざまな場面で「タイ国籍保有者限定」の条件があります。外国人にとっては相変わらず不利な点が多いのです。

 こう言う不条理とも思えるような事にも、「フッ…」と溜め息を吐いて生きて行くのがタイの日常です。
 

タイのATM
      
       私の通帳を捕食して、腹を満たした記帳機


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Posted by バットニャオ@第二期 at 01:16│Comments(0)タイの日常
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