2022年01月27日
セルフカット
コロナと言う言葉が人々の日常生活に定着して、かなりの歳月が経ちました。
元々日本人は、花粉症やその他のアレルギーなどで、日常的にマスクを着用する人が多かったように思いますが、ここタイでも普段からのマスクの着用がすっかり定着して来ました。
政府の方針で、外出時のマスクの着用が義務付けられて、小遣い稼ぎがしたいタイ警察の格好の餌食となるようになったため、ここイサーンの田舎の村人さえ、慣れないマスクを常用する(形だけなので、外出時に使い捨てのはずのマスクを使い回している人が殆どですが…)ようになりました。
我が家に来る客も、大体90%以上は店の前に来ると慌ててマスクを着けます。
さて、マスクの話はこの辺にして、そのコロナの影響でいろいろな変化がありました。
その中のひとつに、飲食店や理髪店美容室などのサービス業の営業規制ががあります。
私は利用しませんが、タイと言えばマッサージと言うくらいマッサージ好きのタイ人ですが、こう言うマッサージやスパ、理容美容関係の身体が接近する接客業は軒並み休業となりました。
サービス業の営業規制は、その頃日本ではどうだったのか詳しくは知らないのですが、そのせいなのかYouTubeなどでも、一時期『おうち時間』と言うキーワードと共に『セルフカット』の動画が急増しました。
しかしながら私は、このコロナの影響のかなり前にタイ人に対する精神的引きこもりを始めてから、もう10年以上美容院には行っていません。
それ以来、ショートカットにすると伸びたら美容院に行かなくてはならないと思い、ずっと腰の辺りまで伸ばし続けた髪を、かんざし一本で束ねて留めると言う髪型でここ10年くらい過ごしていました。
家の前で拾った、箸くらいの鉄の棒の先端を削って作った自家製のかんざしは、飛行機に乗る時の身体検査で凶器として危うく取り上げられそうになった事もありました。(『名探偵コナン』の見過ぎ…)
今まで全く短髪にすると言う選択肢はなかったのですが、このコロナ禍の中でのセルフカット系動画の急増で、私にも切れるのではないか?と言う変な自信が生まれてました。
そして折もおり、それまでやっていた足腰を鍛える筋トレで膝を痛めてしまった事が原因で、日々の運動で足に負担の少ないピラティスと言うのを始めたのですが、このピラティスと言うのはヨガマットのようなものに寝た姿勢でするものが多く、かんざしを刺したままで仰向けでする体勢のピラティスをすると、後頭部の出っ張りが邪魔になり、上手く出来ないと言う事に気づきました。
そのため、この10年以上伸ばしていた髪を、思い切って断髪する事にしたのです。
最初の断髪の時は、長女に適当に肩の長さくらいまで切ってもらったのですが、もともと前髪を垂らしている私は、まるでタイの国民的ギャグ漫画『ヌウヒン』(つまり日本で言う『おかっぱ』)のようだと子供たちに笑われたので、その後自分で鏡を見ながら試行錯誤してなんとか外に出歩いても、誰も気に留めないくらいの出来になりました。
その時参考になったのが、YouTubeの数々のセルフカット動画でした。
中にはこのコロナ以前から、私と同じように、美容院が苦手でずっとセルフカットしていると言う方や、海外でカット代が高いから(タイなら安いですが)セルフでやっている方もいました。
ショートカットだと、目に見える前髪や横はまだいいのですが、襟足のカットがなかなか難しくていつも四苦八苦しています。
とは言え、これも経験でだんだんと慣れてきたので、思い切って最初使っていた工作バサミからレベルアップして、最近ハマっている通販でこんな物も買ってしまいました。
このセットで900バーツ弱しましたが、これからも美容院に行くことはないと思うので、投資する価値はあると思いました。
こちらが以前から散髪時に使っていた工作バサミ。子供の物だと思います。
元々日本人は、花粉症やその他のアレルギーなどで、日常的にマスクを着用する人が多かったように思いますが、ここタイでも普段からのマスクの着用がすっかり定着して来ました。
政府の方針で、外出時のマスクの着用が義務付けられて、小遣い稼ぎがしたいタイ警察の格好の餌食となるようになったため、ここイサーンの田舎の村人さえ、慣れないマスクを常用する(形だけなので、外出時に使い捨てのはずのマスクを使い回している人が殆どですが…)ようになりました。
我が家に来る客も、大体90%以上は店の前に来ると慌ててマスクを着けます。
さて、マスクの話はこの辺にして、そのコロナの影響でいろいろな変化がありました。
その中のひとつに、飲食店や理髪店美容室などのサービス業の営業規制ががあります。
私は利用しませんが、タイと言えばマッサージと言うくらいマッサージ好きのタイ人ですが、こう言うマッサージやスパ、理容美容関係の身体が接近する接客業は軒並み休業となりました。
サービス業の営業規制は、その頃日本ではどうだったのか詳しくは知らないのですが、そのせいなのかYouTubeなどでも、一時期『おうち時間』と言うキーワードと共に『セルフカット』の動画が急増しました。
しかしながら私は、このコロナの影響のかなり前にタイ人に対する精神的引きこもりを始めてから、もう10年以上美容院には行っていません。
それ以来、ショートカットにすると伸びたら美容院に行かなくてはならないと思い、ずっと腰の辺りまで伸ばし続けた髪を、かんざし一本で束ねて留めると言う髪型でここ10年くらい過ごしていました。
家の前で拾った、箸くらいの鉄の棒の先端を削って作った自家製のかんざしは、飛行機に乗る時の身体検査で凶器として危うく取り上げられそうになった事もありました。(『名探偵コナン』の見過ぎ…)
今まで全く短髪にすると言う選択肢はなかったのですが、このコロナ禍の中でのセルフカット系動画の急増で、私にも切れるのではないか?と言う変な自信が生まれてました。
そして折もおり、それまでやっていた足腰を鍛える筋トレで膝を痛めてしまった事が原因で、日々の運動で足に負担の少ないピラティスと言うのを始めたのですが、このピラティスと言うのはヨガマットのようなものに寝た姿勢でするものが多く、かんざしを刺したままで仰向けでする体勢のピラティスをすると、後頭部の出っ張りが邪魔になり、上手く出来ないと言う事に気づきました。
そのため、この10年以上伸ばしていた髪を、思い切って断髪する事にしたのです。
最初の断髪の時は、長女に適当に肩の長さくらいまで切ってもらったのですが、もともと前髪を垂らしている私は、まるでタイの国民的ギャグ漫画『ヌウヒン』(つまり日本で言う『おかっぱ』)のようだと子供たちに笑われたので、その後自分で鏡を見ながら試行錯誤してなんとか外に出歩いても、誰も気に留めないくらいの出来になりました。
その時参考になったのが、YouTubeの数々のセルフカット動画でした。
中にはこのコロナ以前から、私と同じように、美容院が苦手でずっとセルフカットしていると言う方や、海外でカット代が高いから(タイなら安いですが)セルフでやっている方もいました。
ショートカットだと、目に見える前髪や横はまだいいのですが、襟足のカットがなかなか難しくていつも四苦八苦しています。
とは言え、これも経験でだんだんと慣れてきたので、思い切って最初使っていた工作バサミからレベルアップして、最近ハマっている通販でこんな物も買ってしまいました。
このセットで900バーツ弱しましたが、これからも美容院に行くことはないと思うので、投資する価値はあると思いました。
こちらが以前から散髪時に使っていた工作バサミ。子供の物だと思います。
2022年01月18日
ネットの恩恵?弊害?
つい先日まで『犬に投げれば犬の頭が割れる』との異名を取っていたNokiaの旧型白黒携帯を愛用していた義母も、ついにスマホデビューを果たしました。
ここ数年はうちの店の客も、殆どがスマホ片手に買い物に来る事が多くなりました。
若い年齢層はもちろん、高齢層の客もかなりの割合でスマホを持っていて、十数年前から全国規模で急成長した携帯電話とインターネットサービスの普及の成果だと言えるでしょう。
元々タイでは公衆電話の不便さと家庭の備え付け電話の普及が進まなかったために、金持ち専用の携帯電話の後に登場した、庶民でも買える携帯電話の登場であっと言う間に普及したのです。
更にその後登場した画面付きのスマホでは、テレビや映画好きのタイ人にぴったりのfacebookや YouTube、TikTokなどの無料動画サイトが本を読むより動画を見ていたいタイ人のネット依存を更に加速させました。
かく言う私も、タイ人のように動画依存はありませんが、一日のうち暇があればついスマホゲームやSNSを開いてしまいます。
そう言う環境で思い出すのは、私がタイに来たばかりの二十年前の頃は、まだ夫の実家のある集落にも固定電話のある家が数軒しかなく、私と子供たちだけが夫の実家でまだ大して言葉も通じず意思の疎通も難しい義母と暮らしていた頃の事…。
日本で出稼ぎのように残って働いていた夫から半月に一度くらいで電話が来た時に、私がタイにいる孤独や不安と言った弱音を吐くと、電話の向こうの夫から叱責めいた「頑張れ!」と言う返事しか返って来なかった事を思い出します。
もしあの頃に今のようなLINEなどの連絡ツールがあって、スマホ越しでも頻繁に会話が出来ていたならば、今のような夫婦関係にはなっていなかったかも知れません。
それにもし夫とのやり取りがなくても、ネットがあの頃に普及していたならば、こう言ったwebサイトなどで様々な交流が出来て、タイの田舎で孤独に耐える事もなかったでしょう。
まあ、言っても仕方ないとは思うのですが、よくこう言う事を考えてしまいます。
さて、ネットの恩恵と言うテーマですが、私としては、いまだに普段日本人に会うことのない環境で、ネット上に於いては本当にアメリカでもヨーロッパでももちろん日本でも、全く違う地に住んでいる人と知り会えて会話が出来るのが何よりも有り難いと思います。
そしてこれは恩恵と取るか弊害と取るか…。
いろいろな情報が入って来るので、このイサーンの田舎で普通に暮らしていれば目にする機会のない物でも、目にした途端に欲しくなると言う事があります。
先月の始めに、たまたま見ていたYouTubeの勝間和代さんのチャンネルで、電気調理器具を紹介していたのですが、その後たまたまタイのパタヤに住む方のブログ記事を見てまた偶然にもこの同じ電気調理器具が紹介されていたのです。
この方はパタヤでロングステイされているようで、いろいろな挑戦をされていますが、その方のブログの中で読んだのが、シャープのホットクックと言う電気調理器具をタイの電化製品店の通販で購入した経緯と言う記事でした。
そう言う偶然が続いて私も急に興味が湧き、同じ電化製品店の通販を調べたのですが、その方が購入されたのは数年前の事で、現在は在庫切れとなっていました。
おそらく価格もそこそこ高いので、もう入荷の予定も無いだろうと思い諦めていたのですが、ちょうど長女が日本語を勉強している日本在住のタイ人の先生のブログで、日本からタイに商品を送るサイトでZenPlusと言うのがあると聞き、サイトを見たら、私の欲しかったその電気調理器具(型落ちですが)もあって、タイバーツで12,000バーツちょっと、送料が1,000バーツちょっとで合計14,000バーツちょっとと言う値段でしたが、有った事が嬉しくて、ついつい申し込んでしまいました。
申し込んだのが1月5日、待つ事一週間、1月12日に荷物が到着したのですが、その前日、タイのバンコクの税関らしき所から電話があり、「あなた宛の荷物が到着していますが、関税が2976バーツ掛かりますが、納税方法は代引きと銀行振込のどちらが都合がいいですか?」と聞かれました。
私はこう言うサイトからの購入には関税が掛からないと勝手に思い込んでいたので、突然の事に一瞬目の前が真っ白になりましたが、よく考えれば税金(以外でも観光地の入場料とか)は取れるところから取れ!がタイの鉄則なので、まあ当然の事なのでしょう。
と言うわけで、前述の14,000バーツに関税が3,000バーツ掛かって、17,000バーツちょっと。
それに久々の日本の電気製品なのと家にあった変圧器が500Wで容量不足なので、1000Wの変圧器を新たに購入したため、最終的に全部で2万バーツ近い出費となってしまいました。
この事が今回ネットの便利さを改めて考えさせるとともに、それが引き起こす弊害にもなり得るような気がしたので書いてみました。
でも今回購入してしまった物は、今までなら日本にでも行かなければ決して手に入らないものですし、せっかくの機会だと思ってとりあえず楽しんで使ってみたいと思います。
このイサーンの田舎で、こんな電気製品が使える事が本当に有り難い事だと思える今日この頃です。
このホットクックが届いて以来、毎朝4時半起きで食事の支度をしながら、この動画でしか見たことのなかった『喋る電化製品』とお話ししています。
今までは、日本語で話し掛けてくれるのは、日本帰りの変な日本語を喋るタイ人客くらいでしたから、この機械音の日本語でも話し相手がいるのはとても楽しく感じます。
他人が見たら、何だか独り言を言っているようかも知れませんが…。
さすが日本の商品!と言った梱包です。
こんな大きな箱で届きました。
ここ数年はうちの店の客も、殆どがスマホ片手に買い物に来る事が多くなりました。
若い年齢層はもちろん、高齢層の客もかなりの割合でスマホを持っていて、十数年前から全国規模で急成長した携帯電話とインターネットサービスの普及の成果だと言えるでしょう。
元々タイでは公衆電話の不便さと家庭の備え付け電話の普及が進まなかったために、金持ち専用の携帯電話の後に登場した、庶民でも買える携帯電話の登場であっと言う間に普及したのです。
更にその後登場した画面付きのスマホでは、テレビや映画好きのタイ人にぴったりのfacebookや YouTube、TikTokなどの無料動画サイトが本を読むより動画を見ていたいタイ人のネット依存を更に加速させました。
かく言う私も、タイ人のように動画依存はありませんが、一日のうち暇があればついスマホゲームやSNSを開いてしまいます。
そう言う環境で思い出すのは、私がタイに来たばかりの二十年前の頃は、まだ夫の実家のある集落にも固定電話のある家が数軒しかなく、私と子供たちだけが夫の実家でまだ大して言葉も通じず意思の疎通も難しい義母と暮らしていた頃の事…。
日本で出稼ぎのように残って働いていた夫から半月に一度くらいで電話が来た時に、私がタイにいる孤独や不安と言った弱音を吐くと、電話の向こうの夫から叱責めいた「頑張れ!」と言う返事しか返って来なかった事を思い出します。
もしあの頃に今のようなLINEなどの連絡ツールがあって、スマホ越しでも頻繁に会話が出来ていたならば、今のような夫婦関係にはなっていなかったかも知れません。
それにもし夫とのやり取りがなくても、ネットがあの頃に普及していたならば、こう言ったwebサイトなどで様々な交流が出来て、タイの田舎で孤独に耐える事もなかったでしょう。
まあ、言っても仕方ないとは思うのですが、よくこう言う事を考えてしまいます。
さて、ネットの恩恵と言うテーマですが、私としては、いまだに普段日本人に会うことのない環境で、ネット上に於いては本当にアメリカでもヨーロッパでももちろん日本でも、全く違う地に住んでいる人と知り会えて会話が出来るのが何よりも有り難いと思います。
そしてこれは恩恵と取るか弊害と取るか…。
いろいろな情報が入って来るので、このイサーンの田舎で普通に暮らしていれば目にする機会のない物でも、目にした途端に欲しくなると言う事があります。
先月の始めに、たまたま見ていたYouTubeの勝間和代さんのチャンネルで、電気調理器具を紹介していたのですが、その後たまたまタイのパタヤに住む方のブログ記事を見てまた偶然にもこの同じ電気調理器具が紹介されていたのです。
この方はパタヤでロングステイされているようで、いろいろな挑戦をされていますが、その方のブログの中で読んだのが、シャープのホットクックと言う電気調理器具をタイの電化製品店の通販で購入した経緯と言う記事でした。
そう言う偶然が続いて私も急に興味が湧き、同じ電化製品店の通販を調べたのですが、その方が購入されたのは数年前の事で、現在は在庫切れとなっていました。
おそらく価格もそこそこ高いので、もう入荷の予定も無いだろうと思い諦めていたのですが、ちょうど長女が日本語を勉強している日本在住のタイ人の先生のブログで、日本からタイに商品を送るサイトでZenPlusと言うのがあると聞き、サイトを見たら、私の欲しかったその電気調理器具(型落ちですが)もあって、タイバーツで12,000バーツちょっと、送料が1,000バーツちょっとで合計14,000バーツちょっとと言う値段でしたが、有った事が嬉しくて、ついつい申し込んでしまいました。
申し込んだのが1月5日、待つ事一週間、1月12日に荷物が到着したのですが、その前日、タイのバンコクの税関らしき所から電話があり、「あなた宛の荷物が到着していますが、関税が2976バーツ掛かりますが、納税方法は代引きと銀行振込のどちらが都合がいいですか?」と聞かれました。
私はこう言うサイトからの購入には関税が掛からないと勝手に思い込んでいたので、突然の事に一瞬目の前が真っ白になりましたが、よく考えれば税金(以外でも観光地の入場料とか)は取れるところから取れ!がタイの鉄則なので、まあ当然の事なのでしょう。
と言うわけで、前述の14,000バーツに関税が3,000バーツ掛かって、17,000バーツちょっと。
それに久々の日本の電気製品なのと家にあった変圧器が500Wで容量不足なので、1000Wの変圧器を新たに購入したため、最終的に全部で2万バーツ近い出費となってしまいました。
この事が今回ネットの便利さを改めて考えさせるとともに、それが引き起こす弊害にもなり得るような気がしたので書いてみました。
でも今回購入してしまった物は、今までなら日本にでも行かなければ決して手に入らないものですし、せっかくの機会だと思ってとりあえず楽しんで使ってみたいと思います。
このイサーンの田舎で、こんな電気製品が使える事が本当に有り難い事だと思える今日この頃です。
このホットクックが届いて以来、毎朝4時半起きで食事の支度をしながら、この動画でしか見たことのなかった『喋る電化製品』とお話ししています。
今までは、日本語で話し掛けてくれるのは、日本帰りの変な日本語を喋るタイ人客くらいでしたから、この機械音の日本語でも話し相手がいるのはとても楽しく感じます。
他人が見たら、何だか独り言を言っているようかも知れませんが…。
さすが日本の商品!と言った梱包です。
こんな大きな箱で届きました。
2022年01月07日
バット・プラチャーチョン・シーショムプー(外国人用身分証明書)を取得
遅れ馳せながら、新年あけましておめでとうございます。
年末年始は、元旦2日と休業したものの、年末からコラートの大学に居る長男夫婦と転職してパトゥムタニーに居る次男が帰省したので、いろいろバタバタしていました。
長男の嫁は現在悪阻が始まったばかりで大変な様子でしたが、顔を見せに来てくれました。
理由あって、パトゥムタニーの会社に転職した次男も、元気な様子を見せに帰って来たので、正月は久々に子供たち全員勢揃い、それに長男の嫁と私と言う賑やかな正月になりました。
さて、そんなこんなであっという間に正月も過ぎて、3日から通常営業という事で、店を開けたら正月早々中々忙しい日が続いていましたが、昨日は少し客足が少なめだったので、以前から行こうと思っていた件で市役所に行って来ました。
実は、昨年運転免許証更新の記事を書いた時に読者の方からメールを頂き、外国人用の身分証明書を取得出来ると教えて頂いたので、その情報をもとに、昨年から買い出しの時に寄る、ロビンソンのショッピングセンター内にある県の住民登録課の出張所で手続きしようと思ったのですが、そこでは出来ず、その後
やはり県庁近くにある住民登録センターで取得手続きに行ったのですが、そこでは、外国人は外国人用の黄色い住民票を取得した役所でないと手続き出来ないという事でした。
その読者の方が貼って下さったリンクの先のサイトの記事をよくよく読んでみたところ、「最寄りの区役所で取れます。『タビアンバーン』を取得した時の区役所です。」と書いてありました。
つまり私はこの居住地の市役所でタビアンバーンを取ったので、最初からここの市役所に行かなければならなかったのです。
ですが、私はなるべく私用では地元の人との交流を避けているため、この近所の市役所に行くのが嫌だったのですが、ここでしか出来ないのなら仕方ありません。
という訳で、昨日の午後二時ごろ、店が少し暇になったのを見て長女と出掛けたのですが、車で5分も掛からない市役所に着いて、身分証明書の係のカウンターに行って、「身分証明書を作りたいのですが…。」と言ったところ、私を知っていたらしい係の年配の女性が、「うーん…、そうねえ、外国人用のカードを作るには、機材を全部入れ替えなきゃならないから、そうねえ…3時半頃にもう一回来てくれない?」と言うのです。
つまり、その機材を私一人のために取り替えるのが面倒くさいから、タイ人が終わってもう来ないだろう時間に出直して来いと言うのです。
さすがはタイランド。
市役所の職員が、そう言う面倒臭いとか言うの事を理由に、そこでするべき仕事を断ったり後回しにしたり出来るのがタイの公務員です。
とは言え、もうここに20年近くも住んでいれば、これくらいの事は当たり前と思えるから、慣れとは怖いものです。
もうこう言う事には慣れっこなので、言われた通り一旦家に戻り、また店番をして1時間半ほどしてからもう一度出直しました。
今度は、先ほどの年配の係員の他に思い切り仏頂面の中年の女性と、それより若い助手のような女性が2人増えていました。
外国人と見るとこう言うあからさまに嫌そうな顔をする人もいる事にはやはりもう慣れているので、その女性の仏頂面は気に留めない事にはして、言われる通りに、両親指の指紋を採られ、これはタイ人も皆同じですが、身長の目盛りのついた壁紙の前に立って、まるで映画の中の囚人のような感じで写真を撮りました。
これもお約束ですが、撮影場所の横には、念入りに身だしなみを整えるための大きめの鏡と櫛、そしてタイ人必須のアイテムであるベビーパウダーが置かれていましたが、別に今更見かけを気にする程の歳でもないので(タイ人は何歳になっても念入りに鏡に向かっていますが…)、鏡を見る事もなく、そのまま写真を撮りました。
その後はお決まりの質問で、血液型は?仕事は?宗教は?
血液型はともかく、私の場合、配偶者ビザ上では、仕事は本来ならしてはいけない事になっているのですが、私が答える前に、上司らしい先ほどの年配の女性が、「職業は自営業、私もトラクターの部品とか買いに行くのよ。(ちなみに私は人の顔を覚えないようにしているので、覚えてませんでした) いつも一人で仕事ばかりしてて、他人の事に関心ないみたいだけどね。」と思いのほか、こんな市役所の人が私の事を知っている事に驚きました。
やはり狭い田舎社会なので、何かあればすぐに町中に噂が広まりそうです。
仕事をしていると言う点に関しては、ここは入管とは管轄が違うので問題ないようです。
タイでは学校などでもよく聞かれる「宗教は?」と言う質問ですが、私も昔は『郷に入っては郷に従え』で、種類は違うけれど、日本も葬式は仏教式だから仏教でいいか、と答えていたものですが、最近はもし訊かれたら「無宗教」だとか、「神道」だとか答えようと思っています。タイに迎合するように、大して信仰もしていない仏教と答えるのが嫌になってきたのです。
とは言え、最近は子供も大きくなりあまり訊かれる機会もないのですが、この前のワクチン接種の時にはやはり訊かれましたし、今回も聞かれましたが、もし、仏教以外のメジャーな宗教でもなく、無宗教だと言ったら、いろいろな質問攻めに合いそうで、ここはこの証明書を作るためだけの事なので、無難に「仏教」と答えて、時間の節約と余計な質問を逃れました。
こうしてようやく、バット・プラチャーチョン・シーショムプー(ピンクの身分証明書)を手に入れたのですが、これを取得したのは、タイでのいろいろな場面で、13桁のID番号を聞かれたり、記入する場面が多々あるからです。
今回もこの証明書を手に入れて、このID番号を使って、テスコロータスのアプリのメンバーズカードを自分の名義で作りたかったのですが、実際使ってみたところ、何故か成功しませんでした…。
おそらく、ID番号に問題があるのだと思います。
以前、外国人用の黄色い住民票お作った時にも、住民票の家の番号が架空の番号だと言われて、形だけはあるのに、実際に使えない番号だったと言う経験があります。
まあ、ロータスのメンバーズカードは諦めるとして、何か使い道があるか模索して行こうと思います。
年末年始は、元旦2日と休業したものの、年末からコラートの大学に居る長男夫婦と転職してパトゥムタニーに居る次男が帰省したので、いろいろバタバタしていました。
長男の嫁は現在悪阻が始まったばかりで大変な様子でしたが、顔を見せに来てくれました。
理由あって、パトゥムタニーの会社に転職した次男も、元気な様子を見せに帰って来たので、正月は久々に子供たち全員勢揃い、それに長男の嫁と私と言う賑やかな正月になりました。
さて、そんなこんなであっという間に正月も過ぎて、3日から通常営業という事で、店を開けたら正月早々中々忙しい日が続いていましたが、昨日は少し客足が少なめだったので、以前から行こうと思っていた件で市役所に行って来ました。
実は、昨年運転免許証更新の記事を書いた時に読者の方からメールを頂き、外国人用の身分証明書を取得出来ると教えて頂いたので、その情報をもとに、昨年から買い出しの時に寄る、ロビンソンのショッピングセンター内にある県の住民登録課の出張所で手続きしようと思ったのですが、そこでは出来ず、その後
やはり県庁近くにある住民登録センターで取得手続きに行ったのですが、そこでは、外国人は外国人用の黄色い住民票を取得した役所でないと手続き出来ないという事でした。
その読者の方が貼って下さったリンクの先のサイトの記事をよくよく読んでみたところ、「最寄りの区役所で取れます。『タビアンバーン』を取得した時の区役所です。」と書いてありました。
つまり私はこの居住地の市役所でタビアンバーンを取ったので、最初からここの市役所に行かなければならなかったのです。
ですが、私はなるべく私用では地元の人との交流を避けているため、この近所の市役所に行くのが嫌だったのですが、ここでしか出来ないのなら仕方ありません。
という訳で、昨日の午後二時ごろ、店が少し暇になったのを見て長女と出掛けたのですが、車で5分も掛からない市役所に着いて、身分証明書の係のカウンターに行って、「身分証明書を作りたいのですが…。」と言ったところ、私を知っていたらしい係の年配の女性が、「うーん…、そうねえ、外国人用のカードを作るには、機材を全部入れ替えなきゃならないから、そうねえ…3時半頃にもう一回来てくれない?」と言うのです。
つまり、その機材を私一人のために取り替えるのが面倒くさいから、タイ人が終わってもう来ないだろう時間に出直して来いと言うのです。
さすがはタイランド。
市役所の職員が、そう言う面倒臭いとか言うの事を理由に、そこでするべき仕事を断ったり後回しにしたり出来るのがタイの公務員です。
とは言え、もうここに20年近くも住んでいれば、これくらいの事は当たり前と思えるから、慣れとは怖いものです。
もうこう言う事には慣れっこなので、言われた通り一旦家に戻り、また店番をして1時間半ほどしてからもう一度出直しました。
今度は、先ほどの年配の係員の他に思い切り仏頂面の中年の女性と、それより若い助手のような女性が2人増えていました。
外国人と見るとこう言うあからさまに嫌そうな顔をする人もいる事にはやはりもう慣れているので、その女性の仏頂面は気に留めない事にはして、言われる通りに、両親指の指紋を採られ、これはタイ人も皆同じですが、身長の目盛りのついた壁紙の前に立って、まるで映画の中の囚人のような感じで写真を撮りました。
これもお約束ですが、撮影場所の横には、念入りに身だしなみを整えるための大きめの鏡と櫛、そしてタイ人必須のアイテムであるベビーパウダーが置かれていましたが、別に今更見かけを気にする程の歳でもないので(タイ人は何歳になっても念入りに鏡に向かっていますが…)、鏡を見る事もなく、そのまま写真を撮りました。
その後はお決まりの質問で、血液型は?仕事は?宗教は?
血液型はともかく、私の場合、配偶者ビザ上では、仕事は本来ならしてはいけない事になっているのですが、私が答える前に、上司らしい先ほどの年配の女性が、「職業は自営業、私もトラクターの部品とか買いに行くのよ。(ちなみに私は人の顔を覚えないようにしているので、覚えてませんでした) いつも一人で仕事ばかりしてて、他人の事に関心ないみたいだけどね。」と思いのほか、こんな市役所の人が私の事を知っている事に驚きました。
やはり狭い田舎社会なので、何かあればすぐに町中に噂が広まりそうです。
仕事をしていると言う点に関しては、ここは入管とは管轄が違うので問題ないようです。
タイでは学校などでもよく聞かれる「宗教は?」と言う質問ですが、私も昔は『郷に入っては郷に従え』で、種類は違うけれど、日本も葬式は仏教式だから仏教でいいか、と答えていたものですが、最近はもし訊かれたら「無宗教」だとか、「神道」だとか答えようと思っています。タイに迎合するように、大して信仰もしていない仏教と答えるのが嫌になってきたのです。
とは言え、最近は子供も大きくなりあまり訊かれる機会もないのですが、この前のワクチン接種の時にはやはり訊かれましたし、今回も聞かれましたが、もし、仏教以外のメジャーな宗教でもなく、無宗教だと言ったら、いろいろな質問攻めに合いそうで、ここはこの証明書を作るためだけの事なので、無難に「仏教」と答えて、時間の節約と余計な質問を逃れました。
こうしてようやく、バット・プラチャーチョン・シーショムプー(ピンクの身分証明書)を手に入れたのですが、これを取得したのは、タイでのいろいろな場面で、13桁のID番号を聞かれたり、記入する場面が多々あるからです。
今回もこの証明書を手に入れて、このID番号を使って、テスコロータスのアプリのメンバーズカードを自分の名義で作りたかったのですが、実際使ってみたところ、何故か成功しませんでした…。
おそらく、ID番号に問題があるのだと思います。
以前、外国人用の黄色い住民票お作った時にも、住民票の家の番号が架空の番号だと言われて、形だけはあるのに、実際に使えない番号だったと言う経験があります。
まあ、ロータスのメンバーズカードは諦めるとして、何か使い道があるか模索して行こうと思います。