2022年01月07日
バット・プラチャーチョン・シーショムプー(外国人用身分証明書)を取得
遅れ馳せながら、新年あけましておめでとうございます。
年末年始は、元旦2日と休業したものの、年末からコラートの大学に居る長男夫婦と転職してパトゥムタニーに居る次男が帰省したので、いろいろバタバタしていました。
長男の嫁は現在悪阻が始まったばかりで大変な様子でしたが、顔を見せに来てくれました。
理由あって、パトゥムタニーの会社に転職した次男も、元気な様子を見せに帰って来たので、正月は久々に子供たち全員勢揃い、それに長男の嫁と私と言う賑やかな正月になりました。
さて、そんなこんなであっという間に正月も過ぎて、3日から通常営業という事で、店を開けたら正月早々中々忙しい日が続いていましたが、昨日は少し客足が少なめだったので、以前から行こうと思っていた件で市役所に行って来ました。
実は、昨年運転免許証更新の記事を書いた時に読者の方からメールを頂き、外国人用の身分証明書を取得出来ると教えて頂いたので、その情報をもとに、昨年から買い出しの時に寄る、ロビンソンのショッピングセンター内にある県の住民登録課の出張所で手続きしようと思ったのですが、そこでは出来ず、その後
やはり県庁近くにある住民登録センターで取得手続きに行ったのですが、そこでは、外国人は外国人用の黄色い住民票を取得した役所でないと手続き出来ないという事でした。
その読者の方が貼って下さったリンクの先のサイトの記事をよくよく読んでみたところ、「最寄りの区役所で取れます。『タビアンバーン』を取得した時の区役所です。」と書いてありました。
つまり私はこの居住地の市役所でタビアンバーンを取ったので、最初からここの市役所に行かなければならなかったのです。
ですが、私はなるべく私用では地元の人との交流を避けているため、この近所の市役所に行くのが嫌だったのですが、ここでしか出来ないのなら仕方ありません。
という訳で、昨日の午後二時ごろ、店が少し暇になったのを見て長女と出掛けたのですが、車で5分も掛からない市役所に着いて、身分証明書の係のカウンターに行って、「身分証明書を作りたいのですが…。」と言ったところ、私を知っていたらしい係の年配の女性が、「うーん…、そうねえ、外国人用のカードを作るには、機材を全部入れ替えなきゃならないから、そうねえ…3時半頃にもう一回来てくれない?」と言うのです。
つまり、その機材を私一人のために取り替えるのが面倒くさいから、タイ人が終わってもう来ないだろう時間に出直して来いと言うのです。
さすがはタイランド。
市役所の職員が、そう言う面倒臭いとか言うの事を理由に、そこでするべき仕事を断ったり後回しにしたり出来るのがタイの公務員です。
とは言え、もうここに20年近くも住んでいれば、これくらいの事は当たり前と思えるから、慣れとは怖いものです。
もうこう言う事には慣れっこなので、言われた通り一旦家に戻り、また店番をして1時間半ほどしてからもう一度出直しました。
今度は、先ほどの年配の係員の他に思い切り仏頂面の中年の女性と、それより若い助手のような女性が2人増えていました。
外国人と見るとこう言うあからさまに嫌そうな顔をする人もいる事にはやはりもう慣れているので、その女性の仏頂面は気に留めない事にはして、言われる通りに、両親指の指紋を採られ、これはタイ人も皆同じですが、身長の目盛りのついた壁紙の前に立って、まるで映画の中の囚人のような感じで写真を撮りました。
これもお約束ですが、撮影場所の横には、念入りに身だしなみを整えるための大きめの鏡と櫛、そしてタイ人必須のアイテムであるベビーパウダーが置かれていましたが、別に今更見かけを気にする程の歳でもないので(タイ人は何歳になっても念入りに鏡に向かっていますが…)、鏡を見る事もなく、そのまま写真を撮りました。
その後はお決まりの質問で、血液型は?仕事は?宗教は?
血液型はともかく、私の場合、配偶者ビザ上では、仕事は本来ならしてはいけない事になっているのですが、私が答える前に、上司らしい先ほどの年配の女性が、「職業は自営業、私もトラクターの部品とか買いに行くのよ。(ちなみに私は人の顔を覚えないようにしているので、覚えてませんでした) いつも一人で仕事ばかりしてて、他人の事に関心ないみたいだけどね。」と思いのほか、こんな市役所の人が私の事を知っている事に驚きました。
やはり狭い田舎社会なので、何かあればすぐに町中に噂が広まりそうです。
仕事をしていると言う点に関しては、ここは入管とは管轄が違うので問題ないようです。
タイでは学校などでもよく聞かれる「宗教は?」と言う質問ですが、私も昔は『郷に入っては郷に従え』で、種類は違うけれど、日本も葬式は仏教式だから仏教でいいか、と答えていたものですが、最近はもし訊かれたら「無宗教」だとか、「神道」だとか答えようと思っています。タイに迎合するように、大して信仰もしていない仏教と答えるのが嫌になってきたのです。
とは言え、最近は子供も大きくなりあまり訊かれる機会もないのですが、この前のワクチン接種の時にはやはり訊かれましたし、今回も聞かれましたが、もし、仏教以外のメジャーな宗教でもなく、無宗教だと言ったら、いろいろな質問攻めに合いそうで、ここはこの証明書を作るためだけの事なので、無難に「仏教」と答えて、時間の節約と余計な質問を逃れました。
こうしてようやく、バット・プラチャーチョン・シーショムプー(ピンクの身分証明書)を手に入れたのですが、これを取得したのは、タイでのいろいろな場面で、13桁のID番号を聞かれたり、記入する場面が多々あるからです。
今回もこの証明書を手に入れて、このID番号を使って、テスコロータスのアプリのメンバーズカードを自分の名義で作りたかったのですが、実際使ってみたところ、何故か成功しませんでした…。
おそらく、ID番号に問題があるのだと思います。
以前、外国人用の黄色い住民票お作った時にも、住民票の家の番号が架空の番号だと言われて、形だけはあるのに、実際に使えない番号だったと言う経験があります。
まあ、ロータスのメンバーズカードは諦めるとして、何か使い道があるか模索して行こうと思います。
年末年始は、元旦2日と休業したものの、年末からコラートの大学に居る長男夫婦と転職してパトゥムタニーに居る次男が帰省したので、いろいろバタバタしていました。
長男の嫁は現在悪阻が始まったばかりで大変な様子でしたが、顔を見せに来てくれました。
理由あって、パトゥムタニーの会社に転職した次男も、元気な様子を見せに帰って来たので、正月は久々に子供たち全員勢揃い、それに長男の嫁と私と言う賑やかな正月になりました。
さて、そんなこんなであっという間に正月も過ぎて、3日から通常営業という事で、店を開けたら正月早々中々忙しい日が続いていましたが、昨日は少し客足が少なめだったので、以前から行こうと思っていた件で市役所に行って来ました。
実は、昨年運転免許証更新の記事を書いた時に読者の方からメールを頂き、外国人用の身分証明書を取得出来ると教えて頂いたので、その情報をもとに、昨年から買い出しの時に寄る、ロビンソンのショッピングセンター内にある県の住民登録課の出張所で手続きしようと思ったのですが、そこでは出来ず、その後
やはり県庁近くにある住民登録センターで取得手続きに行ったのですが、そこでは、外国人は外国人用の黄色い住民票を取得した役所でないと手続き出来ないという事でした。
その読者の方が貼って下さったリンクの先のサイトの記事をよくよく読んでみたところ、「最寄りの区役所で取れます。『タビアンバーン』を取得した時の区役所です。」と書いてありました。
つまり私はこの居住地の市役所でタビアンバーンを取ったので、最初からここの市役所に行かなければならなかったのです。
ですが、私はなるべく私用では地元の人との交流を避けているため、この近所の市役所に行くのが嫌だったのですが、ここでしか出来ないのなら仕方ありません。
という訳で、昨日の午後二時ごろ、店が少し暇になったのを見て長女と出掛けたのですが、車で5分も掛からない市役所に着いて、身分証明書の係のカウンターに行って、「身分証明書を作りたいのですが…。」と言ったところ、私を知っていたらしい係の年配の女性が、「うーん…、そうねえ、外国人用のカードを作るには、機材を全部入れ替えなきゃならないから、そうねえ…3時半頃にもう一回来てくれない?」と言うのです。
つまり、その機材を私一人のために取り替えるのが面倒くさいから、タイ人が終わってもう来ないだろう時間に出直して来いと言うのです。
さすがはタイランド。
市役所の職員が、そう言う面倒臭いとか言うの事を理由に、そこでするべき仕事を断ったり後回しにしたり出来るのがタイの公務員です。
とは言え、もうここに20年近くも住んでいれば、これくらいの事は当たり前と思えるから、慣れとは怖いものです。
もうこう言う事には慣れっこなので、言われた通り一旦家に戻り、また店番をして1時間半ほどしてからもう一度出直しました。
今度は、先ほどの年配の係員の他に思い切り仏頂面の中年の女性と、それより若い助手のような女性が2人増えていました。
外国人と見るとこう言うあからさまに嫌そうな顔をする人もいる事にはやはりもう慣れているので、その女性の仏頂面は気に留めない事にはして、言われる通りに、両親指の指紋を採られ、これはタイ人も皆同じですが、身長の目盛りのついた壁紙の前に立って、まるで映画の中の囚人のような感じで写真を撮りました。
これもお約束ですが、撮影場所の横には、念入りに身だしなみを整えるための大きめの鏡と櫛、そしてタイ人必須のアイテムであるベビーパウダーが置かれていましたが、別に今更見かけを気にする程の歳でもないので(タイ人は何歳になっても念入りに鏡に向かっていますが…)、鏡を見る事もなく、そのまま写真を撮りました。
その後はお決まりの質問で、血液型は?仕事は?宗教は?
血液型はともかく、私の場合、配偶者ビザ上では、仕事は本来ならしてはいけない事になっているのですが、私が答える前に、上司らしい先ほどの年配の女性が、「職業は自営業、私もトラクターの部品とか買いに行くのよ。(ちなみに私は人の顔を覚えないようにしているので、覚えてませんでした) いつも一人で仕事ばかりしてて、他人の事に関心ないみたいだけどね。」と思いのほか、こんな市役所の人が私の事を知っている事に驚きました。
やはり狭い田舎社会なので、何かあればすぐに町中に噂が広まりそうです。
仕事をしていると言う点に関しては、ここは入管とは管轄が違うので問題ないようです。
タイでは学校などでもよく聞かれる「宗教は?」と言う質問ですが、私も昔は『郷に入っては郷に従え』で、種類は違うけれど、日本も葬式は仏教式だから仏教でいいか、と答えていたものですが、最近はもし訊かれたら「無宗教」だとか、「神道」だとか答えようと思っています。タイに迎合するように、大して信仰もしていない仏教と答えるのが嫌になってきたのです。
とは言え、最近は子供も大きくなりあまり訊かれる機会もないのですが、この前のワクチン接種の時にはやはり訊かれましたし、今回も聞かれましたが、もし、仏教以外のメジャーな宗教でもなく、無宗教だと言ったら、いろいろな質問攻めに合いそうで、ここはこの証明書を作るためだけの事なので、無難に「仏教」と答えて、時間の節約と余計な質問を逃れました。
こうしてようやく、バット・プラチャーチョン・シーショムプー(ピンクの身分証明書)を手に入れたのですが、これを取得したのは、タイでのいろいろな場面で、13桁のID番号を聞かれたり、記入する場面が多々あるからです。
今回もこの証明書を手に入れて、このID番号を使って、テスコロータスのアプリのメンバーズカードを自分の名義で作りたかったのですが、実際使ってみたところ、何故か成功しませんでした…。
おそらく、ID番号に問題があるのだと思います。
以前、外国人用の黄色い住民票お作った時にも、住民票の家の番号が架空の番号だと言われて、形だけはあるのに、実際に使えない番号だったと言う経験があります。
まあ、ロータスのメンバーズカードは諦めるとして、何か使い道があるか模索して行こうと思います。