2015年06月18日
日本での日々〜その4
また、前回からしばらく間が開いてしまいました。
前回の記事にも書いた通り、少し身体の調子が悪かったので、なかなか書けませんでした。
やはり、健康が一番と片目の痛みに耐えながら痛感しました。
さて、いよいよ22日の早朝の空が白み始めた頃、いつもなら子供達はまだ起きていない時間に起こし、それぞれに歯磨きと顔を洗わせて、前日スーパーで買っておいたおにぎりを持って、朝食も摂らずに出発しました。
ここで、タイなら一人一人がシャワーを浴びるので、4人で少なくとも1時間半くらい、シャワーの時間分早起きしなければならない所ですが、日本はまだ寒いし、日本の習慣に従って、朝にシャワーを浴びないようになっていたので、出発予定の30分前に起床で十分に間に合いました。
さっそく例のハイブリットカーのエンジンを掛けます。
前日、少しは試乗してみたものの、自分の乗り馴れた車ではなく、しかもレンタカーなので、やはり改めて緊張しました。
昔、レンタカー店に勤めていた弟から、「少しの傷でも2、3万円だから、縁石なんかは特に注意」などと言われ、事故や損傷などについての注意を聞いていたので、さらに緊張が高まりました。
まず、今回借りた車にはカーナビと言うものが付いていたのですが、これを使ったと言うか触った経験もない私は、まずレンタカー店の店員さんに目的地などの入力をして貰ったのですが、このカーナビと言うのが中々の頑固者で、私が実家を出発して雁坂峠ルートを行こうと思っているのに、どうしても首都高に行く方向に連れて行こうとするのです。
おそらく、そこに「雁坂峠経由」だとか入れれば良かったのでしょうが、最初は何が何だか良く分からなくて、下手に触って設定出来なくなったら困るので、カーナビ君には触らず、反抗期のまま放って置きました。
幸いまだそこは地元だったので、地元にいた18年間に通った事も無い道だったにも関わらず、取り敢えず雁坂峠までは、勘と看板を見て何とか行く事が出来ました。
さて、雁坂峠の麓まで来てようやく、反抗期のナビ君も自分の状況が飲み込めたようで、私を無理矢理首都高へと誘うことは諦めたようでした。
タイでは体験出来ない、かなりきついつづら折りの峠道を上って行くと、だいぶ長いトンネルに入り、その走っても走っても中々抜けられないかなりの距離と、暗さやその決まった道幅、その割に、後ろからガンガン迫って来る大型ダンプなどの勢いに、なんだか逃げ場の無いトンネル内で事故が起きたらどうするんだろう…と、タイにいるときより余程ゆっくり走っている(時速60〜70km程度)のに、タイの田舎道で120km出して走っているより、恐怖を感じました。
トンネルを抜けて、最初のドキドキの運転が終わるとようやく山梨県に入りました。
とは言え、そのトンネルの途中から県境を過ぎていたのですが、トンネルの中なので、山梨県!と言う感動が湧かなかったのです。
そういえば、そのトンネルの中で次男がいきなり「หมูนอน」と言い出したのです。
そう、昔よくなぞなぞやダジャレで、小学生たちが言って遊んでいた、「トン=หมู(豚)」が、「寝る=นอน」から、「トンネル」と言うあれです。
次男は、長男と違って2歳くらいまでしか日本にいなかったので、普通に日本語で会話する事はまず有りません。
でも、次男なりに日本や日本語にも興味があって、自分の中でそれなりに単語を理解しているようです。
そして、よくこうやって変なダジャレとか、発音の似た言葉を掛けて冗談を言うのです。
さて、話が逸れましたが、こうして山梨県に入った私たちは、素直に案内を始めたナビ君に従って、一般道から中央道に乗って、生まれて初めての高速道路運転です。
まあ、普段から助手席でなら高速に乗る際のカーブなども経験があるのと、コラートなどに行った時は、高速並みのスピードで走行している車線に合流する事もあるので、思ったよりすんなりと日本の高速道路にも進入出来ました。
富士山が見えて来たときには、揃ってすっかり眠ってしまっていた子供達に「富士山だよ!」と声を掛けましたが、起きたのは助手席に座っていた長女だけでした。
長女は、記憶にある限りでは初めて間近で見る富士山を一所懸命カメラに収めて、さっそくインスタグラムなどにアップしていました。
そうして飽きずに写真を摂りまくる長女を横目に、しばらく走って行くと、それほど経たないうちに、河口湖の降り口の看板が出て来たと思ったら、遠くに何やら変わった感じの建造物が…。
そう、富士急ハイランドのアトラクションが見えて来ました。
ようやく着いたか…と言う感慨に耽る間もなく、高速を降り富士急ハイランドの入り口に着いたときには、大体予定時刻の8時過ぎでした。
まだ、開演時間には間があるので、私たちは予約して置いた、ハイランドリゾートホテル&スパの駐車場に駐車し、手荷物を持ってホテル宿泊者の優先入場特典で開園時間よりも早く入る事が出来ました。
また、今回もここで…。
中々話が進まず申し訳ありませんが、今しばらく我慢してお付き合い下さい。
次回は、いよいよ富士急ハイランドに突入です。
予定では…。
前回の記事にも書いた通り、少し身体の調子が悪かったので、なかなか書けませんでした。
やはり、健康が一番と片目の痛みに耐えながら痛感しました。
さて、いよいよ22日の早朝の空が白み始めた頃、いつもなら子供達はまだ起きていない時間に起こし、それぞれに歯磨きと顔を洗わせて、前日スーパーで買っておいたおにぎりを持って、朝食も摂らずに出発しました。
ここで、タイなら一人一人がシャワーを浴びるので、4人で少なくとも1時間半くらい、シャワーの時間分早起きしなければならない所ですが、日本はまだ寒いし、日本の習慣に従って、朝にシャワーを浴びないようになっていたので、出発予定の30分前に起床で十分に間に合いました。
さっそく例のハイブリットカーのエンジンを掛けます。
前日、少しは試乗してみたものの、自分の乗り馴れた車ではなく、しかもレンタカーなので、やはり改めて緊張しました。
昔、レンタカー店に勤めていた弟から、「少しの傷でも2、3万円だから、縁石なんかは特に注意」などと言われ、事故や損傷などについての注意を聞いていたので、さらに緊張が高まりました。
まず、今回借りた車にはカーナビと言うものが付いていたのですが、これを使ったと言うか触った経験もない私は、まずレンタカー店の店員さんに目的地などの入力をして貰ったのですが、このカーナビと言うのが中々の頑固者で、私が実家を出発して雁坂峠ルートを行こうと思っているのに、どうしても首都高に行く方向に連れて行こうとするのです。
おそらく、そこに「雁坂峠経由」だとか入れれば良かったのでしょうが、最初は何が何だか良く分からなくて、下手に触って設定出来なくなったら困るので、カーナビ君には触らず、反抗期のまま放って置きました。
幸いまだそこは地元だったので、地元にいた18年間に通った事も無い道だったにも関わらず、取り敢えず雁坂峠までは、勘と看板を見て何とか行く事が出来ました。
さて、雁坂峠の麓まで来てようやく、反抗期のナビ君も自分の状況が飲み込めたようで、私を無理矢理首都高へと誘うことは諦めたようでした。
タイでは体験出来ない、かなりきついつづら折りの峠道を上って行くと、だいぶ長いトンネルに入り、その走っても走っても中々抜けられないかなりの距離と、暗さやその決まった道幅、その割に、後ろからガンガン迫って来る大型ダンプなどの勢いに、なんだか逃げ場の無いトンネル内で事故が起きたらどうするんだろう…と、タイにいるときより余程ゆっくり走っている(時速60〜70km程度)のに、タイの田舎道で120km出して走っているより、恐怖を感じました。
トンネルを抜けて、最初のドキドキの運転が終わるとようやく山梨県に入りました。
とは言え、そのトンネルの途中から県境を過ぎていたのですが、トンネルの中なので、山梨県!と言う感動が湧かなかったのです。
そういえば、そのトンネルの中で次男がいきなり「หมูนอน」と言い出したのです。
そう、昔よくなぞなぞやダジャレで、小学生たちが言って遊んでいた、「トン=หมู(豚)」が、「寝る=นอน」から、「トンネル」と言うあれです。
次男は、長男と違って2歳くらいまでしか日本にいなかったので、普通に日本語で会話する事はまず有りません。
でも、次男なりに日本や日本語にも興味があって、自分の中でそれなりに単語を理解しているようです。
そして、よくこうやって変なダジャレとか、発音の似た言葉を掛けて冗談を言うのです。
さて、話が逸れましたが、こうして山梨県に入った私たちは、素直に案内を始めたナビ君に従って、一般道から中央道に乗って、生まれて初めての高速道路運転です。
まあ、普段から助手席でなら高速に乗る際のカーブなども経験があるのと、コラートなどに行った時は、高速並みのスピードで走行している車線に合流する事もあるので、思ったよりすんなりと日本の高速道路にも進入出来ました。
富士山が見えて来たときには、揃ってすっかり眠ってしまっていた子供達に「富士山だよ!」と声を掛けましたが、起きたのは助手席に座っていた長女だけでした。
長女は、記憶にある限りでは初めて間近で見る富士山を一所懸命カメラに収めて、さっそくインスタグラムなどにアップしていました。
そうして飽きずに写真を摂りまくる長女を横目に、しばらく走って行くと、それほど経たないうちに、河口湖の降り口の看板が出て来たと思ったら、遠くに何やら変わった感じの建造物が…。
そう、富士急ハイランドのアトラクションが見えて来ました。
ようやく着いたか…と言う感慨に耽る間もなく、高速を降り富士急ハイランドの入り口に着いたときには、大体予定時刻の8時過ぎでした。
まだ、開演時間には間があるので、私たちは予約して置いた、ハイランドリゾートホテル&スパの駐車場に駐車し、手荷物を持ってホテル宿泊者の優先入場特典で開園時間よりも早く入る事が出来ました。
また、今回もここで…。
中々話が進まず申し訳ありませんが、今しばらく我慢してお付き合い下さい。
次回は、いよいよ富士急ハイランドに突入です。
予定では…。
Posted by バットニャオ@第二期 at 00:12│Comments(8)
│日本一時帰国
この記事へのコメント
う~ん! 無事に着いてよかった!次回が楽しみ~!
Posted by ユッキー at 2015年06月18日 05:02
ご苦労さま
と言う感じですね。
次回を楽しみにしてます。
と言う感じですね。
次回を楽しみにしてます。
Posted by tetchan27 at 2015年06月18日 09:41
>このカーナビと言うのが中々の頑固者で・・・
タイでもそうですね。指定したルート外れると次から次に新しい道を
指示してきますが無視するのも大変なのでナビ切っちゃいますね。
でも、ナビの有り難みは目的地のそばに行ってからなので、4~5年
前の紙地図の頃は苦労しました。
タイに限らず近くまで来ているのはわかっていても目的地がわから
ないと言うもどかしさ。最近はナビで重宝しています。
タイでもそうですね。指定したルート外れると次から次に新しい道を
指示してきますが無視するのも大変なのでナビ切っちゃいますね。
でも、ナビの有り難みは目的地のそばに行ってからなので、4~5年
前の紙地図の頃は苦労しました。
タイに限らず近くまで来ているのはわかっていても目的地がわから
ないと言うもどかしさ。最近はナビで重宝しています。
Posted by KK at 2015年06月19日 12:22
なるほど、我が自宅にトイレが三つもある理由は、臭さ対策ではなかったのですね。
シャワーラッシュで込み合うためでしたか(笑)
しかし日本のトイレって、狭いですよね。
どうかすると、座った時に左右の壁に両膝がつくほどです。
シャワーラッシュで込み合うためでしたか(笑)
しかし日本のトイレって、狭いですよね。
どうかすると、座った時に左右の壁に両膝がつくほどです。
Posted by muga at 2015年06月22日 15:51
ユッキーさん、こんばんは。
はい、取り敢えず無事富士急ハイランド到着しました。
まだまだ続きますので、気長にお待ちください。
はい、取り敢えず無事富士急ハイランド到着しました。
まだまだ続きますので、気長にお待ちください。
Posted by バットニャオ@第二期 at 2015年06月22日 23:05
tetchan27さん、こんばんは。
本当に、ようやく辿り着いた所です。
また次回をお楽しみに。
本当に、ようやく辿り着いた所です。
また次回をお楽しみに。
Posted by バットニャオ@第二期 at 2015年06月22日 23:07
KKさん、こんばんは。
本当に、おっしゃる通りですよね。
地元では「知ってるよ。」と言う道ばかりなので、口うるさい姑みたいに思えますが、カーナビが本領発揮するのは、自分の知らない土地に行ってからなのだと、山梨に入って気がつきました。
まあ、もともと土地勘もないので、地図を見ない事にはどこにも行けるはずもなかったのですが、山梨に入ってからは、もうカーナビの画面と指示に耳を澄ませていました。
帰りも、埼玉に入るまではカーナビ様々でした。
もし、カーナビがなかったら、きっと富士急まで辿り着けなかったでしょう。
助手席に乗っている長女が、日本の地図を見るのは無理だったと思うので、本当に便利な世の中になったとつくづく感じました。
本当に、おっしゃる通りですよね。
地元では「知ってるよ。」と言う道ばかりなので、口うるさい姑みたいに思えますが、カーナビが本領発揮するのは、自分の知らない土地に行ってからなのだと、山梨に入って気がつきました。
まあ、もともと土地勘もないので、地図を見ない事にはどこにも行けるはずもなかったのですが、山梨に入ってからは、もうカーナビの画面と指示に耳を澄ませていました。
帰りも、埼玉に入るまではカーナビ様々でした。
もし、カーナビがなかったら、きっと富士急まで辿り着けなかったでしょう。
助手席に乗っている長女が、日本の地図を見るのは無理だったと思うので、本当に便利な世の中になったとつくづく感じました。
Posted by バットニャオ@第二期 at 2015年06月22日 23:15
mugaさん、こんばんは。
そうですよね。タイの家って大体どこでも二つ三つトイレ兼シャワー室が有りますよね。
まあ、一人暮らしでもないかぎり、浴室一つだと誰かがシャワーを浴びていたら、トイレに入れない…と言う、事情があると思います。最低2つはないと困りますよね。
日本のトイレ、確かに実家のはタイに比べるとそれなりに狭かったですが、床は濡れてないし、保温便座だし、ウォシュレットはあるし…で、とても居心地が良かったです。
それに、大抵のサービスエリアや公衆トイレなども、どこも清潔で快適で、思わず写真を撮ってしまいましたよ。
そうですよね。タイの家って大体どこでも二つ三つトイレ兼シャワー室が有りますよね。
まあ、一人暮らしでもないかぎり、浴室一つだと誰かがシャワーを浴びていたら、トイレに入れない…と言う、事情があると思います。最低2つはないと困りますよね。
日本のトイレ、確かに実家のはタイに比べるとそれなりに狭かったですが、床は濡れてないし、保温便座だし、ウォシュレットはあるし…で、とても居心地が良かったです。
それに、大抵のサービスエリアや公衆トイレなども、どこも清潔で快適で、思わず写真を撮ってしまいましたよ。
Posted by バットニャオ@第二期 at 2015年06月22日 23:21