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Posted by namjai at

2021年10月04日

久々の買い出し〜洪水から一週間〜

 近年例を見ないチャイヤプムの洪水の爪跡も、先週後半になると、それまで全面通行止めだった各方面の道路も順次通行ができるようになったと言う噂が流れて来ました。

 私も週末が近づくに連れて、今週末に買い出しに行けるかどうか?と内心気が気ではありませんでした。

 何しろ、ちょっとした肉や野菜は近所のスーパーでも買えるものの、だんだん品薄になっているようだったので、いつまで保つか…と言う懸念がありました。
何より、ここ数年私の主食である、タイ産あきたこまちと冷凍パックサーモンの薄い切り身(日本のスーパーの安売り紅鮭の切り身の半分くらいの薄さ)、そして忘れてはならないのが、2年前に出来たロビンソンのスーパーで買えるようになった納豆で、チャイヤプムまで買い出しに行かないことには手に入らないのです。

 
 日曜日の朝、午後から釣りに行くと言う夫が、「チャイヤプムは全道路通れるようになったって。」と言うので、半信半疑ながらもそれなら行ってみようと、店が休みの午後から、まだ若葉マークの代わりに自作の初心運転者標識を付けた長女の運転で出掛けたのです。





 店を閉め支度をして出発すると、まず我が家から10kmくらい行った集落に入る手前で、道路陥没した箇所を通りましたが、連日、何往復も2トン車で泥を運搬して埋めたらしく、とりあえず陥没箇所は見事に埋められて、なんとか陥没前の道路と変わらないくらいに復旧していました。
まあ、泥を流し込んで踏んで固めた上にまた薄くアスファルトを被せただけなので、次の洪水時には同じ事を繰り返すと思われますが…。
 でも、とりあえず今回は通行出来るようになった事に感謝しつつそこを通り過ぎました。

 次にそこからまた2kmほど進んだ先に、今度は10年前の洪水時に決壊した小さな橋があります。また今回も決壊したのですが、その橋もすでに元通り。
そして、更にまた5kmほど先に進むと、また更に小さな、橋と呼ぶほどもおこがましいような2メートルくらいの橋があるのですが、その橋も元通りになっており、どうやら我が家からチャイヤプム市街への道は、とりあえずは復旧したようです。

 この日は、長女が献血をしたいと言うので、チャイヤプム病院に寄ってから買い物に行こうと思ったのですが、まだ中心部の水嵩がどこまで引いたか分からなかったので、念のためチャイヤプムへの直線道路から行かずにバイパスを通って回り道をして行ったのですが、この道路もまだ少し水が残っていて、道端で魚獲りをしている人も結構いました。

 その後チャイヤプム病院に着いて長女が献血をしたのですが、先週は水嵩が1mくらいあって、舟が行き来し、さながら水の都のようになっていた病院前の道路も、昨日はすっかり水も引き乾いていて、昔行った、カンカンと照りつける太陽の下のタイ湾の浜辺のような、熱くて乾いているけれど何故か生臭い…そんな臭いがしました。


 長女の献血が済むと、今度はいよいよチャイヤプムの中心にあるジャオポー・パヤレー像の横を通り過ぎ、チャイヤプムの中心部から少し郊外にあるロビンソン・ライフスタイルと言うショッピングセンターに向かって車を走らせました。

 すると中心部の通りを抜ける交差点の辺りから急に、乾いていた道路を水が浸食して来ました。

 そこからは、先程とはまた別世界…。
先週までここが洪水だった事を思い出させました。
さすがに全体的に水も引いて来ているので、腰までとか胸までと言うほどの水嵩ではありませんが、この区域にはまだ車のバンパーに届くくらいの水は残っていました。





どこからこんなに用意したのか、土嚢が活躍しています。


レスキュー車や牽引車が多く行き来していました。
少しスピードが出ると、水飛沫が上がって視界が見えにくくなり、とても危険です。
まだ運転初心者の長女は、おっかなびっくりで運転していました。


コンビニも営業していますが、入り口に辿り着くまでにひと苦労でしょう。









 この区域では、とてもまだ日常生活を送るまでには復旧していないようです。
まだしばらくは、非日常の不便な生活を送るのだろうと思い、同情していたところ…。



 
 やはりここはタイ…。
大雨や洪水の後にはよく見かける光景ですが、水有る所魚有り、魚ある所タイ人有り…。

 と言うわけで、洪水時にも転んでもただでは起きないタイ人の姿を見ました。  


Posted by バットニャオ@第二期 at 16:51Comments(2)タイの日常