インバウンドでタイ人を集客! 事例多数で万全の用意 [PR]
ナムジャイブログ
ブログポータルサイト「ナムジャイ.CC」 › イサーンで営業中

【PR】

本広告は、一定期間更新の無いブログにのみ表示されます。
ブログ更新が行われると本広告は非表示となります。
  

Posted by namjai at

2021年10月02日

独り立ちの時

 私には日本で出産した長男、長女、次男と、タイで生まれたミックの4人の子供がいますが、その4人のうち上の3人はすでに大学を卒業しました。
しかしながら、長男は大学院の修士課程を終え、また今年から博士課程に進学したので、まだ学生のまま。
長女も、大学を卒業して日本語検定試験を受けながら、就職活動をしていたのですが、コロナの影響で就職活動も思うように行かず、今は大学のあったバンコクから実家に戻って、引き続き日本語検定試験の勉強をしながら私の手伝いをしています。

 次男も、長女に続いて大学をこの春卒業し、タイの大学の必須科目である職業実習を6月末で済ませて、その間にネットで偶然にも実家に近い就職先を見つけ、そこに就職するべく、実家に戻っていました。ちなみに、次男は土木工学、土木建築の勉強をしていたらしいです。

 ところが、決まったはずの就職先がなかなか連絡をくれないので、業を煮やしてこちらから連絡を入れると、実は未だ今回の仕事の現場の認可が降りていないと言う事で、もう少し待ってくれと言う返事だそうでした。

 その煮え切らない返事に不満を持った次男は、次の就職先をまたネットで探していましたが、今度は大学の友人が働いていると言うサラブリー県の会社に決まり、8月から仕事を始めるべく、荷物もまとめ、近所の病院でコロナの検査も受け、後は出発するだけのはずでした。
 ところが当日になって、送って行くはずだった父親が、市役所にコロナの厳戒令下での県間の移動について聞いて来たところ、もし父親が送って行きこちらに戻って来た場合、戻り次第2週間の隔離をしなければならないと言われたそうです。すると父親は、急に次男に送れないから行くなと言い出したのです。

 夫の言い分は、「俺が2週間隔離されたら、うちの店はどうなる。店が開けないと我が家はどうなる。」と言う感じでしたが、私としては、別に夫が2週間隔離されても、今はコロナで暇だし、私一人でも十分営業していけるから、その辺は問題ないと思ったのですが、それを言ったらどうキレるか分からないので、もちろん口には出しません。
 と言う経緯で、せっかく決まった次男の次の就職先もキャンセルになってしまいました。


 私としては、今はコロナで就職が余計難しくなっている事もあり、しばらく家でのんびりしてくれても構わないと思うのですが、次男は何もせず家にいるのが耐えられないらしく、一日も早く仕事をしたいと言う感じでした。

 
 そうしてまたひと月が経ち、せっかく余っている時間がもったいないからと、その間に次男は長女と一緒に自動車学校に通い、普通自動車免許と自動二輪車免許を取得しておきました。(この件については、また後日アップします。)

 そして9月も半ばを過ぎた頃、また次男が「仕事見つかったから。今月の28か29に出発するから。」と言い出しました。
毎晩朝方まで土木施工管理技士試験の勉強をする傍ら、人脈やネットを駆使して就職先を探していたようです。

 今度は何と、チョンブリー県。
日本人の街と言われるシーラチャーや観光ビーチであまりにも有名なパタヤがある県ですが、次男が就職する会社はバーンラムンと言う、ちょうどシーラチャーとパタヤの間に挟まれた市のようです。

 チョンブリーは、タイに来たばかりの頃、よく夫の友人ばかりの同窓会旅行に連れて行かれた場所で、私にとってはいい思い出もない、同じタイとは思えないはるか遠い地です。
それでも、痛いコロナの検査を受けても行きたいと言う次男の意思を尊重しない訳には行きません。

 今回は、前に裏切られた父親には最初から頼らず、次男はこの2カ月の間にいろいろ探して、就職するための一人分の引っ越しを請け負う業者などを見つけ、就職先の近くの部屋探しも自分で全て済ませていました。

 もともと大学時代から、頑張って勉強した奨学金で3年半で卒業し、その合間に大学の先輩の手伝いのアルバイトで貯金したり、ほとんど親に頼った事がないような次男でしたが、今回の就職騒動で今まで以上に更に成長したのを感じました。

 

 そんな次男も、今日で就職2日目です。

今日は仕事の下見で、ラヨーン県に行ってるという事です。

 毎日、夕方に様子を聞くのが最近の私の日課です。


 アパートも職場も海の近くだそうで、毎日、海辺でご飯を食べているそうです。






 今度いつ会えるのか、少し寂しい今日この頃です。  


Posted by バットニャオ@第二期 at 18:20Comments(4)タイの学校と子供