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2014年09月02日

サーイパーン(สายพาน)

本日も、曇天のチャイヤプム(まあ、タイ全土で雨季ですが…)です。

別にこの天候のせいだけではなく、カオパンサーと言う時期的な農閑期に加えて、今年の初め辺りからの政変の影響が少なからず影響しており、今年のタイ経済は先行きの見えない不景気らしく、それがこのイサーンの田舎にまで及んでいます。

まあ、それはそれでは先行きの見えない恐怖と言うのはあるのですが、私に何が出来る訳でもないので、取り敢えず毎朝店を開け、仕事に励む事にしています。

こういう場合、タイ人気質だと、暇なので、「取り敢えず…寝る。」となるので、夫は店の奥の居間で、昼寝に勤しんでいますが…。

さて、そういう夫は無視して、私は昨日倉庫に届いていた荷物を店に運んで来て、商品チェックから。

細々とした部品のチェックが終わって、後残ったのはこのサーイパーン(タイミングベルト)です。
サーイパーン(สายพาน)



サーイパーン(タイミングベルト)と言っても、我が家で扱っているのは、農耕車や耕運機などに使われる一般的な物で、乗用車などの特定の品番の物ではないので、長さも25インチから200インチまで、1インチ刻みに揃えなくてはなりません。


一つの番号を10本位ずつ注文するのですが、それでも相当な数になります。

纏まって送られてきたサーイパーンを番号毎に仕分けして、それぞれに帯を掛けて行きます。
サーイパーン(สายพาน)




こう言う風にそれぞれに番号が印刷されているので、お客の注文した番号と本数を売ればいいだけなので、店の手伝いをする子供達にも比較的売り易い商品のはずなのですが…。
サーイパーン(สายพาน)







ところが、やはりそこはタイ人客…。
本当に擦り切れるまで取り替えようとしないので、持ってきた物は擦り切れたゴムの紐状態…。
番号を確認しようにも、まさに跡形もない…状態です。

それをメジャーで何とか繋ぎ目を予測して、おおよその目安でサイズを探して売るのですが、やはりそれで一発でOKと言うことは、滅多にありません。
大体、1インチ刻みで長さが違って、サイズが合わないと使えないのですから、大雑把と言う訳には行かないのです。
だからその後、何回か取り替えに来る事がほとんどです。

まあ、それでも見本を持参するのはまだ良心的な方で、中には「大体これ位…。」と、本当に適当な客も多いのです。

まるで、世界は自分の為に回っている…と勘違いしているこの手の客が、我が家の客の半数を占めているような気さえします。


こう言うお客を相手に、何とか商売を続けている毎日です。




Posted by バットニャオ@第二期 at 17:19│Comments(6)我が家の商品
この記事へのコメント
大体これ位~   何回か取り換え、 イサーンらしい・・・ いやタイらしい? 
逆に一発で決められるとなんだか違和感! イサーンではないんじゃなかろうか?なんて(笑)

ベルト類をマメに点検する一般人なんてそうそういませんからね~
大抵は擦り切れてからで、ヒビ等の劣化確認で交換なんて
よほどの人でないと無理かと・・・ ましてイサーンですから(笑)
私もベルト類は命ですから(計12本くらいありますね)箇所箇所のサイズは筆記しています。 使用ナンバーは赤です。
いざとなったら古いストッキングでもあれば一番の代用品になるんですが、そんなもの積んでるわけないし(笑)
Posted by MITUMITU at 2014年09月02日 21:28
イサーン人のこと、自分も全く言えた義理じゃないですが、
自分より酷い人を見ると笑えます。
イサーン人、お金に毒されていない人は、幸せな人達だと思います。
朝早く農作業して、暑い中は、高床の1階で、お昼寝。
Posted by ハシビロコウ at 2014年09月03日 07:40
いつも的外れなコメントですみません。
自動車のタイミングベルトは交換したばかりです。
かなり安いんでビックリしました。1000Btくらいのもんです。
13万Kmでしたが、ヒビ割れてたんでトヨタに持ってきましたが、ヒビ割れくらいでは、まだまだ甘かったですかね?(笑)

サイズも図らずに購入して、たびたび交換ですか。
日本ではクレーマー扱いを受けそう。
それがイサーン流っていうならば、受け入れるしかなさそうですが、積極的に肯定はできないですね。人間的に練られてない行動は、関係者に迷惑をかけますから。
ストレス溜めこまないように何か楽しみを持ちましょう!
Posted by muga at 2014年09月03日 12:02
MITUさん、こんばんは!
 そうですよね、それくらいの心構えでいないと、タイ人相手に商売は出来ないのかも知れません。
 あ、それと船もベルトを沢山使うんですね、よく考えれば…。
ストッキングで代用と言うアイデアには脱帽です。
こちらでも教えて上げたい所ですが、よく考えたら、そのベルトを使っている農業者たちにストッキング履いてる人が居る分けないですよね。
Posted by バットニャオ@第二期バットニャオ@第二期 at 2014年09月05日 00:46
ハシビロコウさん、こんばんは!
 お金に毒されていないというよりは、あれば使う無ければ借りるか、使えない…で、単に無頓着な人種と言う気がしますが…。 
 
Posted by バットニャオ@第二期バットニャオ@第二期 at 2014年09月05日 00:49
mugaさん、こんばんは!
 1000バーツで安いとは、懐が大きいですね。
と言うか、交換したのは代理店でしょうか?
代理店は、何でもバカ高いですからね。
 このベルトに限らず何でも、見本も持って来ない、自分の物差し(感覚)で物を言う、で、こちらが何個か持って行って見せても、元が適当だから、迷った末、とりあえず買って帰って、また交換に来る…と言う、客が半数以上です。
 苦労します。気苦労ですが…。
Posted by バットニャオ@第二期バットニャオ@第二期 at 2014年09月05日 00:56
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