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2015年01月20日

チャイヤプムのガーン•ジャオポーのお土産。

 今月12日を封切りに、今年もチャイヤプムの創始者と言われるジャオポー•パヤレーを讃えた、ここチャイヤプムの年中行事の中でも最も盛大なお祭りが、明日20日までの9日間の日程で行われています。

 思い起こせば、最初にこのお祭りに来たのは今から二十年近くも前の事。
 

 あの時は初めてのチャイヤプムの実家訪問で、夫が出家する間の3ヶ月の滞在期間中にちょうどこのお祭りも行われたのでした。

 ちょうどまだ出家前の夫がいたので、親戚に車を用意してもらって夫とその親戚たちと出掛けたのですが、何しろ学生時代の大気留学以来、初めてのタイみたいなものだったので、何もかもが珍しくて、あれもこれも欲しい物ばかりでした。

 確か、通りの両側に所狭しと出ている屋台を足が疲れるまで見て回り、お土産用に竹製のお弁当箱(実際はもち米入れでした。)を何個かと、古着のシルクから作ったパッチワークのスカートを買ったのを覚えています。


 その後、この地に移り住んで12年…。

 今では、何の感動も無くなったばかりか、そのお祭りに行く事でさえ面倒で仕方ありません。
でも、子供たちにはまだまだ楽しみな行事なので、とりあえず開催期間の内の一日くらいは連れて行かなければ…と考えて先週の日曜日に、試験が終わった長女を迎えに行くついでに夕方からのお祭りにを回って見ました。


 長女は、もう何日も前から目を付けていた何軒かの店を回り、お目当ての靴や洋服を手に入れました。
もう数日の間学校の目の前で行われているお祭りに飽き飽きしている次男は、屋台のホットドッグや肉団子を買って食べただけで気が済んだようです。
 末っ子ミックのお目当ては、PCゲームの海賊版CD。
普段の市場にもこの手の屋台はあるのですが、普段はなんだかんだ言って中々買ってもらえないので、この機会に…と企んでいたようです。

 そして、この手のお祭りにうんざりしていた私の唯一のお目当ては…。
チャイヤプムのガーン•ジャオポーのお土産。
カノム•モーゲーン

 日本のお祭りでもそうであるように、全国から様々な屋台がやって来るお祭りで、毎年やって来て、ほぼジャオポーの銅像の裏手の定位置に店を出しています。

チャイヤプムのガーン•ジャオポーのお土産。
これが食べた後の断面です。

見た目でも分かる様に、四角い容器に入ってはいるものの、卵と砂糖、ココナツミルクを主体にした焼き菓子。
分かりやすく言えば、焼きプリンみたいなものです。
味は、卵だけのプレーン味、緑豆味、里芋味の3種類。
夫などは、プレーン味に拘りますが、私にはプレーン味はだいぶ普通のカスタードプリンのような感じがする以外、残りの二つの緑豆と里芋の味の違いがイマイチ判断出来ません。
これがカボチャ味とかならもっと分かりやすいと思うのですが、二つともプレーン味に比べてちょっとザラついている…と言う感じしかしないのです。

 まあ、せっかく出掛けたのだからと、このカノム•モーゲーン一つ40バーツ也、3種類を2つずつ買ってお土産にしました。

チャイヤプムのガーン•ジャオポーのお土産。
 このオバさんの写真付きの紙袋に、3つずつ入れてくれるのですが、この紙袋に入れると、それだけで価値が付くような気になってくるから不思議です。

 せっかく、昨年の2月から続けているダイエットが、今年の正月にだいぶ悪影響を受けたばかりなのに、畳み掛ける様にしてこのお祭りのカノム•モーゲーンが来てしまいました。かなり甘いので、カロリーも心配なのは山々ですが、一口食べるとその心配を忘れさせるほど、つい止められないので困ります。

 買って来なければ良かったのですが、「どうせこのお祭りでしか買えないんだし…。」と、やはり「つい」買ってしまいました。

 しかも、明日で終わるお祭りの最後の値下げを目的に、昼休みに出歩くと言う長女にまた「つい」お土産のカノム•モーゲーンを頼んでしまいました。

 それくらいクセになる味の、タイ風焼きプリンなのでした。




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Posted by バットニャオ@第二期 at 01:36│Comments(8)タイの日常
この記事へのコメント
やっぱりそうでしたか。
いや、私の姉なんですが、モンブランというケーキが大好きだったそうで、その息子に言わせれば一日一個食べなければ気が済まなかったそうです。
それでブクブク太って80kgくらいはあったと思いますが、もともと膝が悪くてついには軟骨が摩りきれてしまい、昨年末に骨の入れ替え手術をしたんです。
痛かったそうですよ~、鉄製かセラミックかは分かりませんが。
そこまで苦しい思いをしても、食べざるを得ない魅力があるわけですね。

そんで、その姉に顔がそっくりなのが、我が娘小学一年生でして。
その菓子の食いっぷりといったらもう、今朝も制服スカートのホックが止められなくて「今日は太いなぁ」と自分で呟いてます。
「今日は、じゃなくて、いつもじゃないのか?」と、いらんツッコミを入れてしまい逆ギレ攻撃をくらってしまいます。
わかっちゃいるけど、止められないツッコミなんですo(^o^)o
Posted by muga at 2015年01月20日 10:49
ご無沙汰しております。
私も好きな、お菓子です。いつも焼きプリンだな、と思っていました。
カノム•モーゲーンと言うのですか? 美味しいですよね。
ロータリーの中心にある所ですか、ジャオポー•パヤレーと言うのは?

しかし、いつも楽しい話、為になる話を有難うございます。
Posted by tetchan27 at 2015年01月20日 11:35
あはは、また、2個ずつ6個とは、買い込んだわね。それにまた追加で頼んで。カノンモーゲン、あたしも大好きです。タイお菓子でいちばん好きかも。こっちにもこういうおばちゃんの顔写真が宣伝に使われてる。他で売ってるのはこのおばちゃんの真似みたい。一個、40バーツは同じです。買ってきてすぐ食べて 残りは冷たくして翌日 あるいは、その日のおやつに。あの入れ物、もったいないと思う。捨ててるけど。洗って返したいくらい。あたしも、お祭りみたいな人ごみはきらいなんで行かないです。もっとも、おばあさんひとりで行ってもね。つまらないだけですわ。20年前に買ったやつ、カオニャオ入れるの あれって、つい買いたくなるね。娘も買って行ったわ。なんに使ってるのかしら。 では、またね~ バイバイ♪
Posted by ユッキー at 2015年01月20日 14:08
バットニャオさん こんにちは。
昨日はいきなりの書き逃げですみませんでした。

私は現在日本在住です。2543年から3年間ご推察通りランシットに住んでいました。初訪タイは2540年です。
近頃は今年12歳になる息子と嫁と年に何回か訪タイしています。

カノム・モーゲーン美味しいですよね!ゼリー物がほとんどのカノム屋台でこればっかり買っていました。タラート・ナットに行けば大抵ありましたね。リージェンシーというタイブランデーを飲みながら食べる私はあなたのお考え通りのウアンです(´;ω;`)
Posted by rangsit at 2015年01月20日 16:14
mugaさん、こんばんは。
うちの末っ子ミックももうすでに8歳上の次男とほぼ同じサイズのウエストのズボンを履いています。
しかも、日に日にベルトを絞めるのが大変になってきます。
私は、一応ダイエット中なので、好きなものを食べたいときには他の食事を減らしながら…なのですが、それでもそう言うものは特に高カロリーだったりしますよね。
私も膝が心配だったので、ウォーキングを始めたのです、ダイエットはその副産物ですね。
Posted by バットニャオ@第二期バットニャオ@第二期 at 2015年01月21日 02:16
tetchan27さん、こんばんは。
そうなんですよ、平たく言えばタイ風焼きプリンなんです。
中の素材をちょっとタイ風に変えているだけですからね。
ジャオポー•パヤレーの銅像は、ロータリーの中心に立っているものです。
他に、少し市街地から離れたところに、大きな池のほとりにジャオポー•パヤレーの祠があって、そちらも観光地です。
普通「ジャオポー•パヤレー」と言えば、その銅像を指し、郊外にある祠は「サーン•ジャオポー•パヤレー」と呼ばれます。
Posted by バットニャオ@第二期バットニャオ@第二期 at 2015年01月21日 02:23
ユッキーさん、こんばんは。
別に一人で全部食べる訳ではないんですよ、念のため。
私も、あの容器すごくもったいない気がします。
結構厚くて丈夫なんですよね。
前は、洗って取って置いたりしましたが、結局何も使わないので、最後は処分しました。それに、隅の部分はきれいに洗えないですよね。
もっと、薄い素材で容器を作ればいいのに…といつも思います。
Posted by バットニャオ@第二期バットニャオ@第二期 at 2015年01月21日 02:27
rangsit さん、こんばんは。
そんなにお気になさらずに、コメントは自由に書いて頂いていいんですよ。

実は、私もこのイサーンに来る前、ちょうど同じ時期2543年に、夫が一緒でなかったので、とりあえずタイに慣れるために、ランシットの近く、パトゥムタニーのクローン2に1年近く住んでいました。
偶然ですが近くに住んでいたんですね。なんだかすごく親近感が湧いてしまいました。
これからも宜しくお願いします。
Posted by バットニャオ@第二期バットニャオ@第二期 at 2015年01月21日 02:32
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